台風を移動させる場の風を指向風という。台風の転向後、偏西風領域における一般的な指向風として正しいものはどれか。…
航空気象 第20問
台風を移動させる場の風を指向風という。台風の転向後、偏西風領域における一般的な指向風として正しいものはどれか。
- (1)850hPaの風
- (2)700hPaの風
- (3)500hPaの風
- (4)300hPaの風
正答 (3)
正答は (3)。500hPaの風です。
台風は自分の力ではあまり動かず、周りの大きな流れ(指向流)に流されて移動します。台風の上下の厚い層の平均的な流れが指向流となり、その代表として一般に500hPa付近の風が使われます。転向して偏西風の領域に入った後は、500hPa面の偏西風に乗って北東へ速度を上げて進むのが典型的な動きです。
【ほかの選択肢】
(1) 850hPaの風は下層の風で、台風自体の循環の影響が
大きく、移動の目安には向きません 誤り
(2) 700hPaの風も、転向後の偏西風領域での代表的な
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指向流としては用いられません 誤り
(4) 300hPaは上層の風で、台風の動きより速く、指向流の
代表とはされません 誤り
【転向の前後】
転向前 太平洋高気圧の南〜西の縁を回って北西へ
転向点 高気圧の西の縁で向きを北〜北東へ変える
転向後 偏西風に乗り北東へ加速する
転向点の付近では速度が落ち、動きが不安定になりがちです。
出典:令和2年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(滑空機) 航空気象 問20(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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