中緯度付近において航路及び距離の測定が最も正確にできるものはどれか。…
空中航法 第8問
中緯度付近において航路及び距離の測定が最も正確にできるものはどれか。
- (1)メルカトール図を使用して航路及び距離の測定を任意の子午線を使用して測定する。
- (2)メルカトール図を使用して航路及び距離の測定を中分緯度線で測定する。
- (3)ランバート図を使用して航路を中分子午線で測定し、距離を中分緯度付近の緯度目盛りを使用して測定する。
- (4)ランバート図を使用して航路を中分子午線で測定し、距離を中分緯度付近の経度目盛りを使用して測定する。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
中緯度付近では、ランバート図(ランバート正角円錐図法の航空図)を使うのが最も正確です。
航路(コース) ランバート図では子午線が極の方へ収束しているので、図上の直線が子午線と交わる角度は場所によって少しずつ変わります。コースの中分子午線(中間付近の子午線)で測ると、コース全体の平均の方位に最も近い値が得られます。
距離 緯度1分は約1nmで、緯度目盛りはどこでもほぼ同じ長さを表します。ランバート図は標準緯線付近で縮尺がほぼ一定なので、コースの中ほどの緯度目盛りを使えば距離を正しく測れます。
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【ほかの選択肢】
(1) メルカトル図は緯度が高くなるほど縮尺が大きくなるので、距離を任意の場所で測ると誤差が出ます。中緯度ではこの縮尺の変化が大きく、最も正確な方法とは言えません 誤り
(2) メルカトル図で中分緯度付近の目盛りを使っても、縮尺が緯度で変わることによる誤差は残ります。中緯度では、ランバート図の方が正確に測れます 誤り
(4) 経度1分の長さは緯度によって変わる(およそcos緯度に比例して短くなる)ので、経度目盛りで距離を測ることはできません 誤り
【図法の使い分け】
ランバート図 中緯度向き。図上の直線はほぼ大圏、縮尺がほぼ一定
メルカトル図 低緯度向き。図上の直線は航程線、高緯度ほど縮尺が大きい
出典:令和元年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 空中航法 問8(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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