GPS(Global Positioning System)等に関する記述で誤りはどれか。…
航空工学(回転翼) 第19問
GPS(Global Positioning System)等に関する記述で誤りはどれか。
- (1)衛星が発射した電波の発信時刻と航空機での受信時刻の差を測定し、衛星と航空機間の距離を算出している。
- (2)GPSの測位誤差要因には、衛星の配置、衛星に搭載された時計の誤差、電離層と対流圏における電波伝搬速度の遅延などがある。
- (3)GPS受信機には、正確な時計が搭載されているため3個のGPS衛星からの信号を受信すれば、航法に必要な十分な精度の位置情報を得ることができる。
- (4)SBASおよびGBASは、GPSの測位精度を向上させるシステムである。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
GPS受信機の時計は、衛星に積まれている原子時計ほど正確ではありません。受信機の時計の誤差も未知数として解く必要があるので、三次元の位置(緯度・経度・高度)と時計の誤差の四つを求めるために、少なくとも4個の衛星の信号が必要です。「3個の衛星からの信号で十分な精度の位置が得られる」は誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 衛星が電波を発射した時刻と受信した時刻の差に電波の速さを掛けて、衛星と航空機の間の距離を求めます 正しい
(2) 衛星の配置(幾何学的な配置の良し悪し)、衛星の時計の誤差、電離層・対流圏での電波の遅れなどが測位誤差の要因です 正しい
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(4) SBAS(衛星航法補強システム)とGBAS(地上型衛星航法補強システム)は、補正情報や信頼性の情報を送って、GPSの測位精度などを向上させるシステムです 正しい
【受信機の監視】
航法に使う受信機には、衛星の異常を検出する機能(RAIM)があり、これにはさらに多くの衛星が必要です。
出典:令和元年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問19(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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