耐空性審査要領における回転翼航空機普通Nに関する記述で誤りはどれか。…
航空工学(回転翼) 第2問
耐空性審査要領における回転翼航空機普通Nに関する記述で誤りはどれか。
- (1)1基の発動機に燃料を供給する各燃料タンクについて、燃料残量が少ないことを指示する警報装置は、タンク内の使用可能燃料の量が約5分間になったとき、航空機乗組員に対し警報を与えること。
- (2)各燃料油量計は、タンク内に残る燃料の量が耐空性審査要領の回転翼航空機普通Nに規定する使用不能量になったとき、水平飛行において零を示すように較正しなければならない。
- (3)燃料使用不能量は、そのタンクを使用して行うすべての予想される運用状態及び運動中の燃料供給の点から最も不利な条件下において、最初の運転不調の兆候が現れる量以上の量としなければならない。
- (4)1基の発動機に燃料を供給する各燃料タンクについて、燃料残量が少ないことを指示する警報装置は、通常の燃料油量指示系統から独立したものであること。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
1基の発動機に燃料を供給する各燃料タンクの燃料残量警報装置は、タンクの使用可能燃料が「約10分間」分になったときに、航空機乗組員に警報を与えるものとされています(米国の基準 14 CFR 27.1305(l) と同じ内容です)。「約5分間」が誤りです。
【ほかの選択肢】
(2) 各燃料油量計は、タンクに残る燃料が使用不能量になったとき、水平飛行で「零」を示すように較正します。計器が0を示しても、使えない燃料が残っているだけということです 正しい
(3) 燃料使用不能量は、そのタンクを使う予想されるすべての運用状態と運動のうち、燃料の供給に最も不利な条件で、最初に運転不調の兆候が現れる量以上とします 正しい
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(4) 燃料残量警報装置は、通常の燃料油量指示系統から独立したものでなければなりません。油量計が故障しても警報が働くようにするためです 正しい
【ポイント】
燃料残量警報が点いたら、残りはおよそ10分です。そこから着陸場所を探し始めるのでは遅いので、燃料計画と飛行中の燃料管理で、警報に頼らない運航をすることが大切です。
出典:令和2年1月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問2(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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