ダイナミック・ロール・オーバーに関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空工学(回転翼) 第13問
ダイナミック・ロール・オーバーに関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)車輪式降着装置を装備した航空機には発生しない。(b)高い重心位置で運航する場合は、発生の可能性が高まる。(c)ダイナミック・ロール・オーバーが発生した場合、ロールを止める操作としてコレクティブピッチレバーを下げる。(d)サイクリックスティックのコントロールマージンが少ないときには発生の可能性が高まる。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(b)(c)(d)の三つです。
ダイナミック・ロール・オーバーは、片方の脚(スキッドや車輪)が地面に引っかかって支点になり、ロータの推力の横成分で機体がその支点を中心に転がり始め、限界の角度を超えると戻せなくなる現象です。
(a)誤り。スキッド式でも車輪式でも、脚が支点になれば起こります。(b)正しい。重心が高いと、転がり始めてから戻せなくなる角度(限界の角度)が小さくなり、起こりやすくなります。(c)正しい。転がり始めたら、コレクティブピッチレバーを滑らかに下げて推力を減らし、ロールを止めます。(d)正しい。横の重心の偏りや横風などでサイクリックスティックの操作の余裕(コントロールマージン)が少ないと、傾きを止められず起こりやすくなります。
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【起こりやすい場面】
傾斜地での離着陸
横風や横滑りしながらの接地・浮揚
片側の脚が係留索・氷・泥などに取られているとき
コレクティブを急に下げすぎると、反対側に激しく接地することがあるので、操作は滑らかに行います。
出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問13(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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