地球の大気に含まれる水蒸気について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空気象 第1問

地球の大気に含まれる水蒸気について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)大気中の水蒸気の量は時間的にも空間的にも大きく変化する。(b)水蒸気は気体状態の水であり、目で確認できる物質なので視程障害現象をもたらす。(c)冷たい空気は水蒸気が増えるとすぐに凝結(又は昇華)をおこすので、暖かい空気に比べて水蒸気を少ししか含むことができない。(d)水蒸気は雲、雨、雪の元になるだけでなく、エネルギー(潜熱)の運び手でもある。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(c)(d)の三つです。 (a)正しい。水蒸気の量は、場所・季節・時刻で大きく変わります。乾燥した砂漠や寒冷な上空ではごくわずかで、熱帯の海上では体積でおよそ数%に達します。(b)誤り。水蒸気は気体の水で、無色透明なので目に見えません。視程を悪くするのは、水蒸気が凝結してできた霧や雲、降水などです。(c)正しい。飽和水蒸気量は気温が低いほど小さいので、冷たい空気はわずかな水蒸気で飽和し、凝結(または昇華)が起こります。そのため暖かい空気より少ししか水蒸気を含めません。(d)正しい。水蒸気は雲・雨・雪のもとになるだけでなく、蒸発のときに吸った熱を凝結のときに放出するので、潜熱として熱を運ぶ役目もあります。 【見分け方】 「水蒸気は見えない」が要点です。白く見える湯気や霧は、水蒸気ではなく小さな水滴です。

出典:令和3年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問1(国土交通省 公表)出典元ページ

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