対流圏について正しいものはどれか。…
航空気象 第1問
対流圏について正しいものはどれか。
- (1)対流圏では高度が上がると気温が上昇し、その高さはおよそ12kmまでである。
- (2)対流圏の上層が下層より気温が高いのは、対流圏内上層のオゾンが太陽からの紫外線を吸収するためである。
- (3)対流圏の上端を対流圏界面といい、その高度は赤道地方(低緯度)で高く、極地方(高緯度)では低い。
- (4)対流圏では横方向の空気の移動は盛んに起こるが、上下方向はほとんど起こらない。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
対流圏の上端を対流圏界面(圏界面)といいます。その高さは緯度によって違い、気温が高く対流のさかんな赤道地方(低緯度)では高く、極地方(高緯度)では低くなります。中緯度ではおよそ11km前後で、低緯度ではこれよりかなり高く、高緯度ではかなり低くなります。季節によっても変わり、夏に高く冬に低くなります。
【ほかの選択肢】
(1) 対流圏では、高度が上がると気温は下がります(平均して1kmにつき約6.5℃)。「気温が上昇」が誤りの中心です。また対流圏の高さは緯度によって変わり、一律に約12kmまでではありません 誤り
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(2) 対流圏では上層の方が気温が低く、前提が誤りです。オゾンが太陽の紫外線を吸収して気温が上がるのは、対流圏の上にある成層圏です 誤り
(4) 対流圏では、地表が日射で暖められて上下方向の対流がさかんに起こります。雲や雨などの天気の現象の大部分はこのためにこの層で起こります 誤り
【大気の層と気温】
対流圏 高度とともに気温が下がる。天気の現象が起こる
成層圏 下部はほぼ一定、上部で気温が上がる(オゾンの紫外線吸収)
中間圏 再び気温が下がる
熱圏 気温が上がる
出典:平成31年1月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問1(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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