航空機用エンジン滑油の作動条件に関する説明で誤りはどれか。…
航空工学(飛行機) 第8問
航空機用エンジン滑油の作動条件に関する説明で誤りはどれか。
- (1)油圧が低過ぎる場合、冷却のための十分な滑油がエンジン内の滑油を必要とする全部の部品に届かない。
- (2)油圧が高過ぎる場合、油漏れがひどくなったり、油消費が多くなる傾向になる。
- (3)油温が低過ぎる場合、粘度が低くなり過ぎて油消費量が大きくなる傾向にある。
- (4)油温が高過ぎる場合、流量が大きくなり過ぎて油圧が許容限界以下に低下する。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
油温が低過ぎると、滑油の粘度は「高く」なります。滑油が流れにくくなって各部に行き渡りにくくなり、潤滑が不足します。「粘度が低くなり過ぎて油消費量が大きくなる」は、油温が高過ぎるときの傾向です。
【ほかの選択肢】
(1) 油圧が低過ぎると、潤滑と冷却に必要な量の滑油が、必要なすべての部品に届きません 正しい
(2) 油圧が高過ぎると、シールなどからの油漏れが増え、油の消費も多くなる傾向になります 正しい
(4) 油温が高過ぎると粘度が下がって流れやすくなり、流量が増え過ぎて油圧が許容限界より下がります 正しい
【油温と粘度】
油温が低い → 粘度が高い → 流れにくい(始動直後に注意)
油温が高い → 粘度が低い → 油圧が下がる・油膜が切れやすい
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(飛行機) 問8(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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