日本付近の温帯低気圧の発達の条件に関する説明で誤りはどれか。…
航空気象 第11問
日本付近の温帯低気圧の発達の条件に関する説明で誤りはどれか。
- (1)低気圧の上空に空気の発散の場があること
- (2)低気圧の西側(進行後面)で寒気移流、東側(進行前面)で暖気移流があること
- (3)低気圧の上層が気圧の谷の前面(上昇気流の場)であること
- (4)低気圧と高層の気圧の谷の中心を結ぶ低気圧の軸(渦管)が鉛直に立ってくること
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
発達中の温帯低気圧では、地上の低気圧の中心と上空の気圧の谷を結ぶ軸(渦管)が、高さとともに西へ傾いています。この傾きがあるときに、低気圧の前面で暖気が上昇し、後面で寒気が下降して、位置エネルギーが運動エネルギーに変わり発達します。軸が鉛直に立ってくるのは、発達の最盛期から衰弱期に入るころの特徴です。
【ほかの選択肢】
(1) 上空に発散の場があると、下層の収束を上回って空気が運び去られ、低気圧が深まります 正しい
(2) 低気圧の西側(後面)で寒気移流、東側(前面)で暖気移流があることが、発達の条件です 正しい
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(3) 地上の低気圧が上空の気圧の谷の前面(東側)にあると、そこは上昇気流の場で、発達に有利です 正しい
【見分け方】
上空の気圧の谷が地上の低気圧の西にある(軸が西に傾く)=発達中。上空の低気圧の中心が地上の低気圧の真上に来る(軸が立つ)=閉塞して最盛期から衰弱へ、と覚えます。
出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問11(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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