航空機用エンジン滑油の作用で誤りはどれか。…
航空工学(飛行機) 第8問
航空機用エンジン滑油の作用で誤りはどれか。
- (1)圧力をピストンに伝達する。
- (2)ピストンとシリンダ間を密封してガス漏れを防ぐ。
- (3)接触面から金属微粉などを除去する。
- (4)腐食しやすい金属部品の発錆を防止する。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
燃焼ガスの圧力を受けるのはピストンで、その力は連接棒を通じてクランク軸に伝わります。圧力をピストンに伝えることは、滑油の作用ではありません。
滑油の主な作用は次のとおりです。
潤滑 金属の接触面に油膜を作り、摩擦と摩耗を減らす
冷却 ピストンや軸受の熱を運び去る
気密(密封) ピストンとシリンダの間をふさぎ、ガス漏れを防ぐ
清浄 接触面の金属微粉やカーボンを洗い流す
防錆 金属の表面を覆い、錆を防ぐ
【ほかの選択肢】
(2) ピストン・リングとシリンダ壁の間を油膜で密封し、燃焼ガスの吹き抜けを防ぎます 正しい
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(3) 接触面にできる金属微粉などを洗い流し、フィルタで取り除きます 正しい
(4) 金属部品の表面を覆って空気や水分から守り、発錆を防ぎます 正しい
【点検とのつながり】
滑油の量・温度・圧力は、エンジンの状態を知る重要な手がかりです。滑油の消費が急に増えたり、フィルタに金属片が見つかったりしたときは、内部の摩耗や損傷が疑われます。
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(飛行機) 問8(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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