雷雲についての記述で誤りはどれか。…
航空気象 第4問
雷雲についての記述で誤りはどれか。
- (1)雷雲は、乱気流、着氷、電光、雷電、降水、突風性の地上風、ひょうや竜巻を起こす。
- (2)雷雲活動は、水平面では通常数kmから10数kmの平面にわたるくらいのものが多い。その雷雲細胞は、孤立した1つの細胞の場合もあり、いくつもの細胞の集団状態もある。孤立した1つの雷雲細胞を考える場合、雷雲細胞の生涯を積雲段階、最盛期、消散期の段階に分けることができる。
- (3)最盛期の雷雲の雲頂は、5,000ftから10,000ftである。
- (4)寒冷前線の雷雲は、鉛直に発達する傾向にあり、その雲底は地面近くまで接近している。強い風の息があって地上では風向の急変が起こる。
正答 (3)
正答は (3)。最盛期の雷雲の雲頂は5,000〜10,000ftでは収まらず、対流圏の上の方まで高く伸びます。
雷雲は、積雲段階で上昇気流によって成長し、最盛期に降水と強い下降流が始まり、消散期に下降流が中心になって弱まります。最盛期の雲頂は数万ftに達し、圏界面付近まで伸びてかなとこ雲になることもあります。
【ほかの選択肢】
(1) 乱気流・着氷・雷・強い降水・突風・ひょう・竜巻などを起こします 正しい
(2) 広がりは数km〜十数kmが多く、生涯は3つの段階に分けられます 正しい
(4) 寒冷前線の雷雲は鉛直に発達し、雲底が低く、突風と風向の急変を伴います 正しい
【覚え方】
雷雲の段階は「積雲段階(上昇だけ)→最盛期(上昇と下降)→消散期(下降だけ)」です。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 自家用操縦士(滑空機) 航空気象 問4(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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