着氷についての記述で誤りはどれか。…
航空気象 第16問
着氷についての記述で誤りはどれか。
- (1)エンジンの気化器への着氷は、外気温度10℃以下の空域において湿度が高いとき、必ずしも雲中でなくても起きることがある。
- (2)樹氷(rime ice)は固くて光沢のある氷である。
- (3)冬季日本海沿岸に寒気が張り出してきて発生する雲は過冷却水滴からなることが多く、-3℃~-10℃くらいの外気温度のときに強い着氷をおこす。
- (4)翼の前縁半径が大きいほど着氷しにくい。
正答 (2)
正答は (2)。樹氷(rime ice)は白く不透明でもろい氷で、固くて光沢があるのは雨氷(clear ice)なので誤りです。
小さな過冷却水滴が当たってすぐ凍ると、空気を含んだ白い樹氷になります。大きな水滴が広がりながら凍ると、透明で固い雨氷になり、取れにくく重くなります。
【ほかの選択肢】
(1) 気化器の着氷は、湿度が高ければ雲の中でなくても、外気温が0℃より高くても起こるので 正しい
(3) 冬の日本海側の雲は過冷却水滴が多く、−3℃〜−10℃くらいで強い着氷を起こすので 正しい
(4) 前縁の半径が大きいと水滴が気流に乗ってそれやすく、着氷しにくいので 正しい
【見分け方】
樹氷(rime) 白い・不透明・もろい・小さな水滴
雨氷(clear) 透明・固い・光沢・大きな水滴、危険
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 自家用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問16(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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