放射霧の説明で正しいものはどれか。…
航空気象 第5問
放射霧の説明で正しいものはどれか。
- (1)暖かく湿度の高い空気が冷たい場所に流れていったとき、空気が下層から冷却されて発生する霧である。初夏のころ、北海道や千島方面から三陸沖に発生する。
- (2)暖かい水面上を冷たい空気が渡るとき、下層の空気が暖められ、水面からの水蒸気の補給が多くなる。この空気がその上の冷たい空気と混合することによってできる霧である。冬の朝、川や湖の上にできる。
- (3)よく晴れた風の弱い夜、地表面付近の空気が冷却されてできる霧である。曇っているときや風が強いときは空気がなかなか冷却せず発生しにくい。
- (4)一般に好晴の日に見られ、山に吹き上げる谷風が暖湿な時に発生する霧である。夕刻、山頂から山風が吹くようになると消散する。
正答 (3)
正答は (3)。放射霧は、晴れて風の弱い夜に地面が放射で冷え、その上の空気が冷やされてできる霧です。
夜間の放射冷却で地表付近の空気が露点まで冷えてできます。雲があると放射が妨げられ、風が強いと上の空気と混ざるため、できにくくなります。
【ほかの選択肢】
(1) 暖かく湿った空気が冷たい海面などに流れて冷やされる霧で、移流霧の説明です 誤り
(2) 暖かい水面から蒸発した水蒸気が冷たい空気で冷やされる霧で、蒸気霧の説明です 誤り
(4) 湿った空気が斜面を上昇して冷えてできる霧で、滑昇霧の説明です 誤り
【見分け方】
放射霧は「晴れ・弱風・夜」、移流霧は「暖湿気が冷たい面へ」、蒸気霧は「冷気が暖かい水面へ」です。
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 自家用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問5(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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