気団の変質について正しいものはどれか。…
航空気象 第7問
気団の変質について正しいものはどれか。
- (1)気団が発源地を離れて移動し、その経路の地水表面の特性を次第に獲得することで気団の特性が変化していくことである。
- (2)気団の変質は熱力学的作用で起こるものであり力学的作用では起きない。
- (3)気団の変質は一般に安定化(安定度が増加)するように特性が変化し、不安定化するような変化はほとんど起きない。
- (4)気団の変質の度合いは、移動速度、経路の地表面の特性等に依存しない。
正答 (1)
正答は (1)。気団の変質とは、発源地を離れた気団が、通り道の地表面・水面の性質を次第に取り込んで特性が変わることです。
【ほかの選択肢】
(2) 加熱・冷却・水蒸気の補給などの熱力学的な作用のほか、沈降や収束などの力学的な作用でも変質するので 誤り
(3) 寒気が暖かい海上を通ると下から暖められ不安定化するように、不安定化する変質も多いので 誤り
(4) 変質の度合いは、移動の速さや通る地表面の性質、経過時間などで変わるので 誤り
【例】
冬にシベリア気団が日本海を渡ると、下から暖められ水蒸気を補給されて不安定になり、日本海側に雪雲を作ります。
【覚え方】
気団は「通った所の性質に染まる」。下から暖められれば不安定、冷やされれば安定になります。
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 准定期運送用操縦士(飛行機) 航空気象 問7(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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