GPWS(対地接近警報装置)の各モードについて(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ…
空中航法 第12問
GPWS(対地接近警報装置)の各モードについて(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)Excessive and Severe Barometric Descent Rate:電波高度計、対気速度(Mach)に対して降下率が大きすぎると"DON'T SINK"の警報が出る。さらに降下率が大きくなると"WHOOP WHOOP PULL UP"の警報が出る。(b)Excessive Terrein Closure Rate:電波高度計が急激に減少すると"TERRAIN TERRAIN"の警報が出る。さらに電波高度計の減少が続くと"WHOOP WHOOP PULL UP"の警報が出る。(c)Unsafe Terrain Clearance while not in the Landing Configuration:車輪下げの状態でILS Glide Slopeより大きく下に逸脱すると"GLIDE SLOPE"の警報が出る。(d)Deviation Below Glideslope:飛行機の車輪またはFlapのいずれかが着陸位置にないまま電波高度計が低くなると、その対気速度と飛行機の状態により、警報が出る。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(b)の一つだけです。
(a)誤り。モード1(過大な降下率)で、電波高度に対して降下率が大きすぎるときの最初の音声は「SINK RATE」です。「DON'T SINK」はモード3(離陸・着陸復行後の高度損失)の音声です。さらに降下率が大きくなると「WHOOP WHOOP PULL UP」が出る点は正しい内容です。(b)正しい。モード2(過大な対地接近率)。電波高度が急に減ると「TERRAIN TERRAIN」、さらに続くと「WHOOP WHOOP PULL UP」が出ます(問題文の「Terrein」は Terrain の意味です)。(c)誤り。名称はモード4(着陸形態でない対地接近)ですが、説明はモード5(グライドスロープより下への逸脱)の内容です。(d)誤り。名称はモード5ですが、説明は「車輪又はフラップが着陸位置にないまま電波高度が低くなる」というモード4の内容です。
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(c)と(d)は、モード4とモード5の説明を入れ替えた記述です。
【GPWSのモード】
モード1 過大な降下率(SINK RATE → PULL UP)
モード2 過大な対地接近率(TERRAIN → PULL UP)
モード3 離陸・復行後の高度損失(DON'T SINK)
モード4 着陸形態でない対地接近(TOO LOW GEAR・FLAPS・TERRAIN)
モード5 グライドスロープより下への逸脱(GLIDE SLOPE)
出典:令和4年5月期 航空従事者学科試験 准定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問12(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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