TOD(降下開始点)はF VORからの距離で、最も近いのはどれか。…
空中航法 第25問
TOD(降下開始点)はF VORからの距離で、最も近いのはどれか。
- (1)F VORのほぼ直上(1nm以内)
- (2)F VORからG VOR寄りで約48nmの距離
- (3)F VORからG VOR寄りで約53nmの距離
- (4)F VORからG VOR寄りで約58nmの距離
正答 (3)
正答は (3)。TODはF VORからG VOR寄りに約53nmです。
目的地の標高は0ftなので、巡航高度20,000ftからの降下データを使います。
時間13分、燃料630lb、TAS282kt
【降下中のGS】
F〜G区間はTC239°、風320°/60ktで、風はコースの右前方81°から吹きます。
横風成分=60×sin81°≒59.3kt
向かい風成分=60×cos81°≒9.4kt
修正角=asin(59.3÷282)≒+12.1°
GS=282×cos12.1°−9.4≒275.7−9.4≒266kt
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【降下に要する距離】
266kt×13分÷60≒57.7nm
TODの位置=111nm−57.7nm≒53.3nm(F VORから)
【ほかの選択肢】
(1) F VOR直上では、降下距離が111nmになり合いません 誤り
(2) 約48nmは、計算の値(約53nm)と合いません 誤り
(4) 約58nmは、降下に要する距離(約57.7nm)そのものに近い値です。STEP UPせず18,000ftから降下した場合のTOD(約58.4nm)にも近く、どちらも正しい位置ではありません 誤り
【見分け方】
降下の距離は、降下データの時間に降下中のGSを掛けて求めます。TODの位置は、区間の距離から降下の距離を引いて出します。
出典:令和4年5月期 航空従事者学科試験 准定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問25(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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