霧についての説明で誤りはどれか。…
航空気象 第4問
霧についての説明で誤りはどれか。
- (1)放射霧は、夜から朝にかけて晴天で風が弱い時にできる霧である。
- (2)移流霧は、暖かく乾いた空気が冷たい海面上を移動する時に、下層の空気が冷やされてできる霧である。
- (3)蒸気霧は、暖かい海、川、湖などの上に冷たい空気がある時に、水面から蒸発する多量の水蒸気が冷やされてできる霧である。
- (4)滑昇霧は、湿った空気が山の斜面を移動する時に、断熱変化による冷却によってできる霧である。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
移流霧は、暖かく「湿った」空気が冷たい海面(又は地面)の上へ移動し、下から冷やされて露点に達してできる霧です。「乾いた」空気では、冷やされても露点に達しにくく、霧になりません。夏の三陸沖から北海道の太平洋側にかけての海霧が代表例で、広い範囲に長く続くことがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 放射霧は、夜から朝にかけて、晴れて風の弱いときに、地表の放射冷却で地面近くの空気が冷やされてできます 正しい
(3) 蒸気霧は、暖かい海・川・湖の上に冷たい空気が流れ込んだとき、水面から蒸発した多量の水蒸気が冷やされてできます(冬の「けあらし」など) 正しい
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 滑昇霧は、湿った空気が山の斜面を上るとき、断熱膨張で冷えてできます 正しい
【冷え方で分ける】
放射霧 地表の放射冷却
移流霧 冷たい面の上への移動
滑昇霧 斜面を上る断熱冷却
蒸気霧 暖かい水面からの蒸発(水蒸気の補給)
前線霧 前線の付近で降る雨からの蒸発
出典:令和4年5月期 航空従事者学科試験 准定期運送用操縦士(飛行機) 航空気象 問4(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
- 准定期運送用操縦士(飛行機) 令和元年11月期 第2問
- 定期運送用操縦士(飛行機) 令和元年11月期 第2問
- 准定期運送用操縦士(飛行機) 令和3年11月期 第3問
- 定期運送用操縦士(飛行機) 令和3年11月期 第3問
- 定期運送用操縦士(飛行機) 令和4年5月期 第4問
「航空気象」のほかの問題
- 令和元年7月期 第9問ジェット気流について述べた次の文章の下線部(a)~(e)の正誤の組み合わせについて、(1
- 令和2年3月期 第12問雷雲の中の通過について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中
- 令和2年9月期 第15問夏の暑い日射や冬季の寒気が暖かい海面上への移流により、大気下層が熱せられて大気が不安定に
- 令和3年3月期 第18問北半球の上層のトラフについて(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5
- 令和3年11月期 第1問大気の組成について誤りはどれか。
- 平成31年3月期 第4問気団の変質について正しいものはどれか。
スポンサーリンク

