次のうち,高齢者が嗜好や温度覚の低下によって高温浴を希望した場合に,説明すべき高温浴の特徴として,最も適切なものを1 つ…
こころとからだのしくみ 第25問
次のうち,高齢者が嗜好や温度覚の低下によって高温浴を希望した場合に,説明すべき高温浴の特徴として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)血圧の上昇
- (2)腸蠕動の促進
- (3)腎機能の促進
- (4)副交感神経の亢進
- (5)心機能の抑制
正答 (1)
正答は (1)。最も適切なのはこれです。
42℃以上の高温のお湯につかると、交感神経が刺激されて、血管が収縮し、心拍数が増えて血圧が上がります。高齢者は動脈硬化などがあることも多く、急な血圧の上昇は脳卒中や心臓の病気のきっかけになるおそれがあります。高温浴を希望する人には、血圧が上がりやすいことを説明し、38〜41℃程度のぬるめのお湯(中温浴)をすすめるのが一般的です。
【ほかの選択肢】
(2) 腸蠕動の促進 高温浴で交感神経が優位になると、腸の蠕動運動は抑えられます。ぬるめのお湯のほうが副交感神経が働き、腸の動きが促されます 誤り
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(3) 腎機能の促進 交感神経の働きで腎臓の血流は減り、腎機能は抑えられる方向に働きます 誤り
(4) 副交感神経の亢進 高温浴では交感神経が亢進します。副交感神経が優位になるのはぬるめのお湯です 誤り
(5) 心機能の抑制 心拍数が増え、心臓の働きはむしろ高まります 誤り
【まとめ】
高温浴(42℃以上) … 交感神経優位、血圧上昇、心拍数増加、腸の動きは低下
中温浴(38〜41℃) … 副交感神経優位、リラックス、腸の動きが促される
出典:介護福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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