監査調書に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

監査論 監査論 問題13

監査調書に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)ア.監査調書は,監査が一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して実施されたという証拠を提供するものであるため,監査事務所における監査業務に係る審査の内容や結論を監査調書に含めることはない。イ.監査人は,監査事務所内外の経験豊富な監査人が,以前に当該監査に関与していなかったとしても,実施した監査手続,入手した監査証拠,監査の過程で生じた重要な事項とその結論及び職業的専門家としての重要な判断を理解できるように監査調書を作成しなければならない。ウ.監査人は,重要な事項に関する結論を形成する過程で,矛盾した情報を識別した場合,その矛盾した情報への対応を文書化して,監査調書に追加しなければならない。その際,追加した文書と併せて,修正前の文書を監査調書に残さなければならない。エ.監査人は,例外的な状況において,監査報告書日後に新たに若しくは追加的に監査手続を実施する場合や新たな結論を導き出す場合,監査調書の内容を追加・変更しなければならない。

正答 (5)
正答は (5)。監査調書は経験豊富な監査人が理解できるように作成し(イ)、例外的な状況で監査報告書日後に手続を行えば調書を追加・変更します(エ)。 監査調書の作成と管理の問題です。 【各記述】 ア 誤り。監査調書には、監査事務所の品質管理の方針に従って実施した審査の内容や結論も含めます。 イ 正しい。以前にその監査に関与していない経験豊富な監査人が、実施した手続、入手した証拠、重要な事項と結論、職業的専門家としての重要な判断を理解できるように作成します。 ウ 誤り。矛盾した情報への対応を文書化する点は正しいですが、修正前の不正確・不完全な文書や草稿を監査調書に残すことまでは求められていません。
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エ 正しい。例外的な状況で監査報告書日後に新たに又は追加的に手続を実施したり、新たな結論を導いたりした場合は、その内容を監査調書に追加・変更して記録します。 正しいのはイとエで、(5) です。

出典:2022年(令和4年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 監査論 問題13(金融庁 公表)出典元ページ

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