当社は個別原価計算を採用し,製造部門として第1 製造部門および第2 製造部門があり,補助部門として動力部門,材料倉庫部門…

管理会計論 管理会計論 問題4

当社は個別原価計算を採用し,製造部門として第1 製造部門および第2 製造部門があり,補助部門として動力部門,材料倉庫部門,工場事務部門がある。次の〔資料〕に基づき,階梯式配賦法によって算出される正しい数値の組合せとして最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の千円未満を四捨五入すること。(7 点)〔資料〕1.部門費データ(単位:千円)第1 製造部門 第2 製造部門 動力部門 材料倉庫部門 工場事務部門部門費 250,770 320,070 180,800 117,300 11,0002.補助部門のサービス提供に関する実績⑴ 動力部門の配賦基準には動力供給量を採用しており,第1 製造部門に600,000 kWh,第2 製造部門に400,000 kWh,材料倉庫部門に200,000 kWh を供給した。⑵ 材料倉庫部門の配賦基準には材料出庫額を採用しており,第1 製造部門に900 千円,第2 製造部門に600 千円,動力部門に500 千円の材料を提供した。⑶ 工場事務部門の配賦基準には従業員数を採用しており,第1 製造部門に15 人,第2 製造部門に15 人,動力部門に10 人,材料倉庫部門に10 人,工場事務部門に5 人が配置されていた。ア.補助部門費配賦後の第2 製造部門費は435,570 千円である。イ.補助部門費配賦後の第2 製造部門費と第1 製造部門費の差額は8,800 千円である。ウ.補助部門費配賦後の第1 製造部門費は435,130 千円である。エ.動力部門から他部門に配賦する合計金額は183,000 千円である。

正答 (5)
正答は (5)。階梯式で配賦すると第1製造部門費435,570千円、第2製造部門費444,370千円で差額8,800千円、動力部門の配賦額は183,000千円です。 (金額は千円) 【順位】他の補助部門へのサービスが多い順。工場事務(2部門へ)が第1位です。動力と材料倉庫は1部門ずつなので、相互の配賦額を比べると動力→倉庫(30,500)が倉庫→動力(29,875)より大きく、動力が第2位、材料倉庫が第3位です。 【配賦】 工場事務 11,000÷50人=220(自部門の5人は除く)  第1 3,300、第2 3,300、動力 2,200、倉庫 2,200
解説の続きをみる続きを閉じる
動力 180,800+2,200=183,000(エ)を120万kWhで配賦  第1 91,500、第2 61,000、倉庫 30,500 材料倉庫 117,300+2,200+30,500=150,000を1,500千円で配賦(動力には戻さない)  第1 90,000、第2 60,000 【各記述】 第1製造部門 250,770+3,300+91,500+90,000=435,570 第2製造部門 320,070+3,300+61,000+60,000=444,370 ア 誤り。435,570千円は第1製造部門費です。 イ 正しい。444,370-435,570=8,800千円です。 ウ 誤り。第1製造部門費は435,570千円です。 エ 正しい。183,000千円です。 正しいのはイとエで、(5) です。

出典:2022年(令和4年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題4(金融庁 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「管理会計論」のほかの問題

  1. 2023年(令和5年)第Ⅰ回 管理会計論 問題9管理会計の基礎知識に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選
  2. 2023年(令和5年)第Ⅱ回 管理会計論 問題11当社は自動車部品を仕入販売している。次期に市場金利の上昇が予想されるため,次期の正味運転
  3. 2024年(令和6年)第Ⅰ回 管理会計論 問題13資金管理とキャッシュ・フロー管理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切
  4. 2024年(令和6年)第Ⅱ回 管理会計論 問題15当社は現在,製品Pを製造販売している。この度,A社から特注品Qの製造依頼があった。特注品
  5. 2025年(令和7年)第Ⅱ回 管理会計論 問題2次の〔資料〕に基づき,(ア)材料費,(イ)経費,(ウ)販売費および一般管理費の組合せとし
  6. 2022年(令和4年)第Ⅰ回 管理会計論 問題5総合原価計算に関する次の記述のうち,我が国の「原価計算基準」に照らして正しいものの組合せ

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク