四半期レビューに関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…
監査論 監査論 問題8
四半期レビューに関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)ア.四半期レビューは,年度の財務諸表監査の一環として実施され,年度の財務諸表監査において実施される内部統制の理解とその評価が前提となっていることから,四半期財務諸表の作成に係る内部統制について理解することは求められていない。イ.監査人は,分析的手続を実施した結果,財務変動に係る矛盾又は異常な変動に気付いた場合,適切な者に対して質問を実施するとともに,証憑突合によりその回答の合理性を確かめなければならない。ウ.四半期レビューは限定的保証業務であるため,全ての重要な点において,一定の規準に照らして適正性がないと考えられるような事項が発見されなかったかどうかを報告する,消極的形式によって結論が表明される。エ.監査人は,不適切な会計処理が存在する場合に,限定付結論を表明することがある。このとき,四半期レビュー報告書において,結論の根拠の区分に,修正すべき事項と可能であれば当該事項が四半期財務諸表に与える影響を記載するとともに,限定付結論とした理由についても記載しなければならない。
- (1)アイ
- (2)アウ
- (3)アエ
- (4)イウ
- (5)イエ
- (6)ウエ
正答 (6)
正答は (6)。四半期レビューは限定的保証で結論は消極的形式で述べ(ウ)、限定付結論では根拠の区分に修正すべき事項・影響・理由を書きます(エ)。
「四半期レビュー基準」の手続と報告を問う問題です。
【各記述】
ア 誤り。四半期レビューは年度監査の一環として行われますが、監査人は四半期財務諸表の作成に係る内部統制を含む、企業と企業環境を理解することが求められます。年度監査での理解を前提に、その変化も踏まえて理解します。
イ 誤り。分析的手続の結果、矛盾や異常な変動があるときは、追加的な質問を実施し、その原因を確かめなければなりません(四半期レビュー基準)。証憑突合で回答の合理性を確かめることまでは求められていません。
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ウ 正しい。四半期レビューは限定的保証業務で、適正に表示していないと信じさせる事項が全ての重要な点において認められなかったかどうかを、消極的形式で結論として表明します。
エ 正しい。限定付結論を表明するときは、結論の根拠の区分に、修正すべき事項、可能であればその影響、それを踏まえて限定付結論とした理由を記載します。
正しいのはウとエで、(6) です。
出典:2022年(令和4年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 監査論 問題8(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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