匿名組合に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

企業法 企業法 問題2

匿名組合に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)ア.匿名組合員は,金銭その他の財産のみをその出資の目的とすることができる。イ.匿名組合員は,自己の氏又は氏名を営業者の商号中に用いることを許諾することができない。ウ.匿名組合員は,営業年度の終了時において,営業者の営業時間内に,書面又は電磁的記録をもって作成された営業者の貸借対照表の閲覧若しくは謄写の請求をし,又は営業者の業務及び財産の状況を検査することができる。エ.最高裁判所の判例の趣旨によれば,営業者は匿名組合員に対して善管注意義務を負わない。

正答 (2)
正答は (2)。匿名組合員の出資は金銭その他の財産に限られ(ア)、営業年度末に貸借対照表の閲覧等と検査ができます(ウ)。 商法の匿名組合(535条以下)の規定と判例を問う問題です。 【各記述】 ア 正しい。匿名組合員は、金銭その他の財産のみを出資の目的とすることができます(商法536条2項)。労務や信用の出資はできません。 イ 誤り。氏・氏名を営業者の商号中に用いることを許諾すること自体は禁じられていません。許諾したときは、その使用以後に生じた債務について営業者と連帯して弁済する責任を負うと定められています(商法537条)。
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ウ 正しい。商法539条1項のとおりです。営業年度の終了時に、営業時間内に貸借対照表の閲覧・謄写の請求をし、業務と財産の状況を検査できます。 エ 誤り。判例は、営業者は匿名組合員に対し、匿名組合契約に基づいて善良な管理者の注意をもって営業を行う義務を負うとしています。 正しいのはアとウで、(2) です。

出典:2023年(令和5年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 企業法 問題2(金融庁 公表)出典元ページ

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