当工場では,材料Xを主要材料として製品Yを製造している。当工場における次の〔資料〕に基づき,当月の材料Xに関する材料費計…
管理会計論 管理会計論 問題2
当工場では,材料Xを主要材料として製品Yを製造している。当工場における次の〔資料〕に基づき,当月の材料Xに関する材料費計算の結果として最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の円未満を四捨五入すること。(7 点)〔資料〕1.当月の材料X購入量 4,950 kg(購入単価 8,750 円)2.当工場では材料Xの購入代価の3.8 %を内部副費予定額として計上している。3.当工場では内部副費は間接経費として処理している。4.当月の材料副費実際発生額(工場経理は「原価計算基準」に例示されている費目および分類にしたがっている。)引取運賃 341,600 円 購入事務費 359,200 円手 入 費 95,200 円 保 管 費 330,120 円荷 役 費 222,100 円 買入手数料 190,490 円選 別 費 298,540 円 整 理 費 317,000 円検 収 費 212,300 円 保 険 料 123,700 円関 税 211,110 円5.その他の製造間接費の総額(当月)は,4,455,220 円である。6.材料副費は全て材料Xに関連して発生している。7.主要材料は材料Xのみであり,主要材料以外の材料は,購入時に全て間接材料費として処理している。
- (1)材料副費実際発生額のうち,外部副費は1,387,540 円であり,内部副費は1,313,820 円である。
- (2)材料Xの単位当たり購入原価は8,970 円/kg である。
- (3)製造間接費は合計で6,067,580 円である。
- (4)材料副費配賦差異は33,515 円の不利差異である。
- (5)検収費が35,200 円上昇した場合の材料Xの単位当たり購入原価は9,020 円/kgである。
正答 (2)
正答は (2)。外部副費(引取費用)だけを購入代価に加え、(43,312,500+1,089,000)÷4,950 kg=8,970円/kg です。
内部副費は予定額で間接経費に計上するので、購入原価には入りません。
【計算】
購入代価 4,950 kg×8,750円=43,312,500円
外部副費(引取運賃・荷役費・保険料・関税・買入手数料)
341,600+222,100+123,700+211,110+190,490=1,089,000円
内部副費(購入事務費・検収費・整理費・選別費・手入費・保管費)
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実際額 1,612,360円
予定額 43,312,500×3.8%=1,645,875円
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。選別費(298,540円)を外部副費に入れた数字です。選別費は内部副費です。
(3) 誤り。製造間接費は4,455,220+予定額1,645,875=6,101,095円です。6,067,580円は実際額を足した数字です。
(4) 誤り。配賦差異は1,645,875-1,612,360=33,515円で、予定額が実際額を上回るので有利差異です。
(5) 誤り。検収費は内部副費なので、増えても購入原価は8,970円/kgのままです。
出典:2023年(令和5年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題2(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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