当工場では,これまで連産品であるA製品およびB製品を生産してきたが,当月より,販売価格が低迷しているB製品の大部分(生産…

管理会計論 管理会計論 問題6

当工場では,これまで連産品であるA製品およびB製品を生産してきたが,当月より,販売価格が低迷しているB製品の大部分(生産量の90 %)を追加加工することにより,新たにC製品の生産を開始することとしている。具体的には,第一工程の始点において原料が投入され,加工を施したのち,その終点で連産品と副産物が分離される。連産品のうち,A製品はそのまま販売するため製品倉庫に入庫となるが,B製品の生産量の90 %は追加加工のため第二工程に引き継がれ,完成品はC製品として製品倉庫に入庫となる。B製品の生産量の10 %と副産物は,そのまま外部に売却する。次の〔資料〕に基づき,C製品の完成品単位原価として最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の円未満を四捨五入すること。(8 点)〔資料〕1.当月の生産データ⑴ 第一工程月初仕掛品 120,000 kg(加工費進捗度80 %)当月投入 845,000 kg合 計 965,000 kg月末仕掛品 45,000 kg(加工費進捗度30 %)完 成 品 920,000 kg(注) 完成品920,000 kg には,A製品680,000 kg,B製品228,000 kg のほか,副産物12,000 kg が含まれている。⑵ 第二工程月初仕掛品 34,800 kg(加工費進捗度50 %)当月投入 各自計算kg合 計 各自計算kg月末仕掛品 40,000 kg(加工費進捗度62.5 %)完 成 品 各自計算kg2.当月の実際原価データ⑴ 第一工程月初仕掛品 原料費220,250 千円,加工費44,160 千円当月投入 原料費1,565,000 千円,加工費403,920 千円⑵ 第二工程月初仕掛品 前工程費46,650 千円,加工費5,120 千円当月投入 前工程費 各自計算,加工費62,380 千円3.連産品,副産物および仕損品に関する見積データ見積売価 見積追加加工費 見積追加販売費及び一般管理費A製品 4,275 円/kg ― ―B製品 2,500 円/kg ― 500 円/kgC製品 3,100 円/kg 300 円/kg 100 円/kg副産物 800 円/kg ― 50 円/kg(注) A製品およびB製品の見積売価は,正常市価であり実際市価でもある。4.その他の計算条件⑴ 累加法による工程別実際総合原価計算を採用している。⑵ 仕掛品の評価方法は,第一工程および第二工程ともに平均法を採用している。⑶ 連産品の価額は,正常市価を基準として定めた等価係数に基づき,結合原価をあん分して計算する。ただし,B製品のうち外部に売却する部分(生産量の10 %)の金額は,副産物に準じて計算し,これを結合原価から控除する。なお,見積追加販売費及び一般管理費は,副産物に準じた計算においてのみ考慮し,正常市価を基準とする計算においては考慮しないこととする。⑷ 副産物は,軽微なものとみなすことはできない。

正答 (2)
正答は (2)。第一工程の結合原価から副産物とBの外部売却分を控除し、Bに配分した額を第二工程に送ると1,800円/kgです。 (金額は千円) 【第一工程】平均法 原料費 (220,250+1,565,000)÷(920,000+45,000)kg=1.85 加工費 (44,160+403,920)÷(920,000+13,500)kg=0.48 完成品 920,000×(1.85+0.48)=2,143,600 控除 副産物 (800-50)円×12,000 kg=9,000
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   Bの外部売却分 (2,500-500)円×22,800 kg=45,600 結合原価 2,143,600-9,000-45,600=2,089,000 【あん分】正常市価×数量 A 4,275円×680,000 kg=2,907,000 B 2,500円×205,200 kg=513,000 Bへ 2,089,000×513,000÷3,420,000=313,350 【第二工程】平均法 数量 34,800+205,200=240,000 kg、完成品200,000 kg 前工程費 (46,650+313,350)÷240,000 kg=1.5 加工費 (5,120+62,380)÷(200,000+25,000)kg=0.3 完成品 200,000×(1.5+0.3)=360,000 単位原価 360,000千円÷200,000 kg=1,800円

出典:2023年(令和5年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題6(金融庁 公表)出典元ページ

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