当社は,新設備の導入にあたり,投資案Aと投資案Bのいずれを選択すべきか検討している。次の〔資料〕に基づき,以下の文中の(…

管理会計論 管理会計論 問題12

当社は,新設備の導入にあたり,投資案Aと投資案Bのいずれを選択すべきか検討している。次の〔資料〕に基づき,以下の文中の( ア )~( ウ )に当てはまる正しい数値の組合せとして最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,( * )に当てはまる数値又は語句は各自推定すること。また,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の小数点第3 位を四捨五入すること。(8 点)〔資料〕1.新設備の投資額は投資案Aで2,001,600 千円,投資案Bで3,000,000 千円であり,いずれも20X1 年度の期首にキャッシュ・アウト・フローが発生する。2.新設備の耐用年数はいずれも3 年で,耐用年数経過後の処分価値はゼロと見積もられる。3.新設備導入による今後3 年間の税引後キャッシュ・イン・フローは,毎年度,投資案Aで790,000 千円,投資案Bで1,180,000 千円であり,各年度の期末に一括して発生するものとする。4.年金現価係数は次のとおりである。6 % 7 % 8 % 9 % 10 %3 年 2.6730 2.6243 2.5771 2.5313 2.48695.内部利益率および資本コスト率は補間法により求める。20X1 年度の期首に,新設備の投資案Aと投資案Bの内部利益率を計算したところ,投資案Aが( * )%,投資案Bが( ア )%となり,いずれも現在の所要資本コスト率8 %を上回ることが判明した。そこで,正味現在価値法を用いて,いずれを採用すべきか検討することとした。その結果,投資案( * )のほうが( イ )千円だけ正味現在価値が多かったことから,投資案( * )を選択すべきと判断した。ただし,正味現在価値による両投資案の優劣は資本コスト率が( ウ )%で逆転することも判明した。

正答 (2)
正答は (2)。投資案Bの内部利益率は8.76%、8%での正味現在価値はBが6,669千円多く、逆転する資本コスト率は8.37%です。 (金額は千円) 【ア Bの内部利益率】 年金現価係数 3,000,000÷1,180,000≒2.542378%(2.5771)と9%(2.5313)の間で補間8+(2.5771-2.54237)÷(2.5771-2.5313)≒8.76%(Aは2,001,600÷790,000≒2.53367より8.95%) 【イ 8%での正味現在価値】 A 790,000×2.5771-2,001,600=34,309
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B 1,180,000×2.5771-3,000,000=40,978 差 40,978-34,309=6,669(Bが多い) 【ウ 逆転する資本コスト率】 差額のキャッシュ・フロー(B-A)投資額998,400、毎年390,000 係数 998,400÷390,000=2.56 8+(2.5771-2.56)÷0.0458≒8.37% この率より資本コスト率が高くなると、Aの正味現在価値の方が大きくなります。

出典:2023年(令和5年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題12(金融庁 公表)出典元ページ

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