当社は顧客から個別に注文を受ける受注生産を行っており,個別原価計算を採用している。次の〔資料〕に基づき,当月の原価計算の…

管理会計論 管理会計論 問題4

当社は顧客から個別に注文を受ける受注生産を行っており,個別原価計算を採用している。次の〔資料〕に基づき,当月の原価計算の結果として最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の円未満を四捨五入すること。(7 点)〔資料〕1.原価データ⑴ 受注に基づいて発行した指図書別データ# 401 # 402 # 403直接材料消費量 4,000 kg 5,000 kg 3,500 kg実際機械稼働時間 350 時間 400 時間 250 時間⑵ 直接材料費の計算には予定消費価格を用いる。予定消費価格 120 円/kg⑶ 加工費は以下のデータに基づいて配賦する。当月予算操業度(機械稼働時間) 1,600 時間当月加工費予算 800,000 円2.その他⑴ # 401,# 402,# 403 のいずれも製造途中に仕損が発生した。・ # 401 は補修可能な仕損であったため,製造指図書# 411 を発行した。# 411の製造過程では直接材料を追加することなく,120 時間の実際機械稼働時間を要した。当該補修は,全て# 401 の作業に起因して生じている。なお,# 401は完成し,納品した。・ # 402 は軽微な仕損であったため,仕損品評価額を控除することとした。仕損の発生により追加した直接材料の消費量と実際機械稼働時間は# 402 に含まれている。なお,製品は未完成である。・ # 403 は,その全部が異常な原因によって仕損となった。そこで,代品を製造するために製造指図書# 413 を発行した。# 413 の製造過程では4,000 kg の直接材料を消費し,300 時間の実際機械稼働時間を要した。なお,当月中に完成し,納品した。⑵ 仕損品の評価額は,# 402 が40,000 円,# 403 が85,000 円であった。⑶ # 401 から10 kg,# 403 から30 kg の作業屑が生じた。作業屑は30 円/kg の評価額で売却することもできる。当社では,# 401 の作業屑は直接材料費から控除することとし,# 403 の作業屑は製造原価から控除することとした。⑷ 労働は機械作業と密接に結合した総合的な作業である。

正答 (5)
正答は (5)。完成・納品した #401 と代品 #413 の原価を合わせると、売上原価は1,344,700円です。 (単位:円)加工費の予定配賦率は 800,000÷1,600時間=500円/時間です。 【指図書別の原価】 #401:4,000×120-作業屑10×30+350×500=654,700  補修 #411 の120時間×500=60,000 は #401 の仕損費として #401 に賦課  #401 計 714,700 #402:5,000×120+400×500-仕損品評価額40,000=760,000(未完成)
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#403:3,500×120+250×500-作業屑30×30=544,100  異常仕損費 544,100-85,000=459,100(非原価項目) #413:4,000×120+300×500=630,000 売上原価=714,700+630,000=1,344,700 【ほかの選択肢】 (1) 誤り。#411 の60,000 を #401 に振り替えます。向きが逆です。 (2) 誤り。月末仕掛品は #402 の760,000 です。 (3) 誤り。作業屑900を控除して459,100です。 (4) 誤り。40,000+85,000+作業屑40kg×30=126,200です。

出典:2023年(令和5年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題4(金融庁 公表)出典元ページ

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