当社は自動車部品を仕入販売している。次期に市場金利の上昇が予想されるため,次期の正味運転資本の削減を検討している。仕入先…

管理会計論 管理会計論 問題11

当社は自動車部品を仕入販売している。次期に市場金利の上昇が予想されるため,次期の正味運転資本の削減を検討している。仕入先,販売先は固定的で安定しているものの,代金決済条件の見直しは難しい状況にある。次の〔資料〕に基づき,次期のキャッシュ・コンバージョン・サイクルとして最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,( * )に当てはまる数値は各自推定すること。また,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の小数点第3 位を四捨五入すること。(7 点)〔資料〕1.財務情報(抜粋)(単位:百万円)当期 次期 前期末 当期末 次期末売上高 20,000 20,000 売上債権 2,000 2,000 2,000売上原価 16,000 16,000 棚卸資産 1,200 2,000 ( * )仕入債務 1,000 ( * )( * )2.販売代金の回収と仕入代金の支払いのタイム・ラグおよび棚卸資産への投資により,当期末の正味運転資本は2,500 百万円であった。3.次期は,棚卸資産回転率の目標を当期の1.28 倍に設定し,次期末の棚卸資産を( * )百万円まで削減する計画である。その結果,次期末の正味運転資本は1,300百万円に減少すると見込んでいる。4.売上債権回転率,棚卸資産回転率,仕入債務回転率の計算には,それぞれ,売上高,売上原価,仕入高を用いる。また,各回転率の計算では,関連する各資産,負債の期首と期末の単純平均残高を用いる。なお,1 年は365 日とする。5.売上債権,棚卸資産,仕入債務以外の流動資産・流動負債の残高は僅少であり,正味運転資本の計算上考慮しないものとする。

正答 (4)
正答は (4)。次期は売上債権36.5日+棚卸資産28.52日-仕入債務33.98日で、CCCは31.03日です。 (単位:百万円) 【推定】 当期の棚卸資産回転率:16,000÷((1,200+2,000)÷2)=10回 次期の目標:10×1.28=12.8回 → 平均残高 16,000÷12.8=1,250 次期末の棚卸資産:1,250×2-2,000=500 当期末の仕入債務:2,000+2,000-2,500=1,500 次期末の仕入債務:2,000+500-1,300=1,200
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次期の仕入高:16,000+500-2,000=14,500 【次期の回転日数】 売上債権:365×2,000÷20,000=36.5日 棚卸資産:365×1,250÷16,000=28.5156日 仕入債務:365×((1,500+1,200)÷2)÷14,500=33.9828日 CCC=36.5+28.5156-33.9828=31.0328 → 31.03日

出典:2023年(令和5年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題11(金融庁 公表)出典元ページ

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