次の文中の( ア )と( イ )に当てはまる正しい数値の組合せとして最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,( * …
管理会計論 管理会計論 問題14
次の文中の( ア )と( イ )に当てはまる正しい数値の組合せとして最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,( * )に当てはまる数値は各自推定すること。(8 点)当社では,製品Aを製造販売している。製品Aの販売価格は5 千円であり,来月の製造販売数量は5,000 個である。来月の製造原価の内訳は,変動製造原価が( * )千円,固定製造原価が3,390 千円である。また,来月の販売費及び一般管理費の内訳は,変動販売費が2,750 千円,固定販売費及び一般管理費が3,300 千円である。月初,月末の棚卸資産の在庫はゼロである。現在,新規の顧客から通常の販売価格である5 千円の半額で( ア )個の特別注文があり,これに応じる余力を有しているため,引き受けることが有利か不利かを検討している。そこで,関連原価を用いた計算を実施した。この計算によると,注文を引き受けることにより( イ )千円の営業利益が新たに生じるため,引き受ける方が有利となる。また,この計算を基礎とすると,注文を引き受けることにより製品単位当たりの製造原価は0.113 千円低下し,売上総利益率(%)は1.04 ポイント低下する。ただし,この特別注文に関して追加的に発生する費用は,変動製造原価のみである。
- (1)ア: 1,000 イ: 700
- (2)ア: 1,000 イ: 1,250
- (3)ア: 500 イ: 700
- (4)ア: 500 イ: 1,250
- (5)ア: 200 イ: 700
- (6)ア: 200 イ: 1,250
正答 (2)
正答は (2)。単位当たり製造原価の低下0.113千円から注文は1,000個、総利益率の低下から変動製造原価は1.25千円/個と分かります。
(単位:千円)単位当たり変動製造原価を v、注文数量を n とします。
【ア 注文数量】
単位当たり製造原価は v+固定費÷数量で、v の部分は変わりません。
3,390÷5,000=0.678、0.678-0.113=0.565
3,390÷(5,000+n)=0.565 → 5,000+n=6,000 → n=1,000個
【変動製造原価】
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引受け前の売上総利益率:1-(5,000v+3,390)÷25,000引受け後:1-(6,000v+3,390)÷27,500(売上高 25,000+2.5×1,000)
両者の差が0.0104なので v=1.25
(確かめ:前 61.44%、後 60.40%で差1.04ポイント)
【イ 増える営業利益】
(2.5-1.25)×1,000個=1,250追加の費用は変動製造原価だけなので、固定費と変動販売費は関連原価になりません。
出典:2023年(令和5年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題14(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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