当工場では,実際部門別個別原価計算を採用している。当工場には第1製造部門,第2製造部門,および補助部門があり,製造間接費…

管理会計論 管理会計論 問題4

当工場では,実際部門別個別原価計算を採用している。当工場には第1製造部門,第2製造部門,および補助部門があり,製造間接費を部門別に予定配賦している。次の〔資料〕に基づき,当月における製造部門の配賦差異に関する記述について最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の円未満を四捨五入すること。(7点)〔資料〕1.当月の直接材料費,直接労務費,各製造部門における直接作業時間の内訳#2023 #2023-1 #2123 #2123-1直接材料費 2,500,000 円 470,000 円 1,205,000 円 3,120,000 円直接労務費 3,506,000 円 720,000 円 1,368,000 円 2,377,000 円第1製造部門の 633 時間 415 時間 375 時間 857 時間直接作業時間第2 製造部門の 1,065 時間 143 時間 132 時間 1,040 時間直接作業時間2.各部門における年間の製造間接費予算額および基準操業度製造間接費予算額 基準操業度第1製造部門 27,720,000 円 28,000 時間第2製造部門 43,200,000 円 28,800 時間補助部門 6,720,000 円 -3.当月の製造間接費実際発生額および実際操業度製造間接費実際発生額 実際操業度第1製造部門 2,035,800 円 2,280 時間第2製造部門 3,577,500 円 2,380 時間補助部門 554,000 円 -4.その他⑴ #2023-1 は#2023 の一部に仕損が生じたための補修指図書であり,#2123-1 は#2123 が全部仕損となったために発行された代品製造指図書である。#2123 の仕損品評価額は810,035 円であった。仕損は全て正常な原因で生じている。⑵ 仕損は第2製造部門における作業の性質に起因して生じる。当年度の仕損費の予定発生額は36,048,000 円であるが,2. の部門予算額には算入されていない。仕損費は第2製造部門費の予定配賦率に含めて計算する。⑶ 当年度は第1製造部門では延べ144 人の工員が従事し,第2製造部門では延べ96 人の工員が従事する予定である。⑷ 当月の各製造部門に従事した工員数は,第1製造部門が11 人,第2製造部門が9 人であった。⑸ 補助部門費は,各製造部門の工員数に基づいて配賦する。⑹ 製造部門に実際発生額を集計する際,補助部門費は実際配賦する。

正答 (4)
正答は (4)。第1製造部門は245,020円の有利差異、第2製造部門は1,686,900円の不利差異で、合計1,441,880円の不利差異です。 第2製造部門の配賦率には仕損費の予定額も含めます。 【予定配賦率】(補助部門費予算は工員数144:96で配分) 第1:(27,720,000+4,032,000)÷28,000=1,134円/時間 第2:(43,200,000+2,688,000+36,048,000)÷28,800=2,845円/時間 予定配賦額 第1:2,280×1,134=2,585,520円、第2:2,380×2,845=6,771,100円
解説の続きをみる続きを閉じる
【実際仕損費(第2製造部門費に含める)】 補修#2023-1:470,000+720,000+415×1,134+143×2,845=2,067,445円 代品(#2123の原価-評価額):1,205,000+1,368,000+375×1,134+132×2,845-810,035=2,563,755円 【実際発生額】(補助部門費554,000円を11:9で配賦) 第1:2,035,800+304,700=2,340,500円 第2:3,577,500+249,300+4,631,200=8,458,000円 【配賦差異】 第1:2,585,520-2,340,500=245,020円(有利) 第2:6,771,100-8,458,000=1,686,900円(不利) 合計:1,441,880円(不利) (3)の2,496,935円は仕損品評価額を差し引き忘れた額です。

出典:2024年(令和6年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題4(金融庁 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「管理会計論」のほかの問題

  1. 2022年(令和4年)第Ⅱ回 管理会計論 問題11予算管理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。
  2. 2023年(令和5年)第Ⅰ回 管理会計論 問題12当社は,新設備の導入にあたり,投資案Aと投資案Bのいずれを選択すべきか検討している。次の
  3. 2023年(令和5年)第Ⅱ回 管理会計論 問題13原価管理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。
  4. 2024年(令和6年)第Ⅱ回 管理会計論 問題14分権化組織とグループ経営の管理会計に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適
  5. 2025年(令和7年)第Ⅰ回 管理会計論 問題16分権化組織とグループ経営の管理会計に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適
  6. 2022年(令和4年)第Ⅰ回 管理会計論 問題2あなたは,当工場の原価計算課に今月より配属された新入社員の上司であるとする。早速,当工場

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク