次の〔資料〕に基づき,(ア)~(ウ)に当てはまる正しい数値の組合せとして最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,(*…
管理会計論 管理会計論 問題10
次の〔資料〕に基づき,(ア)~(ウ)に当てはまる正しい数値の組合せとして最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,(*)に当てはまる数値は各自推定すること。また,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の小数点第3位を四捨五入すること。(7点)〔資料〕1.財務情報(抜粋)(単位: 百万円)前期末 当期末有利子負債 275,500 286,000無利子負債 106,374 114,478純資産(自己資本) 377,968 390,173負債純資産合計 759,842 790,651(単位: 百万円)当期売上高 225,356営業利益 45,070経常利益 32,934税引前当期純利益 31,070当期純利益 18,6422.当期の実効税率は40 %とする。当社はこれまで自社の収益性を分析する際に,株主から見た投資効率に注目しており,当期の自己資本利益率は(ア)%であった。また,資金調達の方針を検討する際の参考とするため,この利益率を保有する資産全体の投資効率を表す総資本利益率と負債の利用割合を表す財務レバレッジに分解してみると,前者が(*)%,後者が(イ)倍と求められた。しかし,加重平均資本コスト率と比較した業績評価が重視される中,資本コストが発生する投下資本全体に対する税引後営業利益率を表す投下資本利益率による分析が適当と判断し,当期の同利益率を計算したところ(ウ)%と求められた。なお,数値の計算上,貸借対照表項目については,期首・期末残高の単純平均を用いている。
- (1)ア: 4.85 イ: 1.02 ウ: 2.80
- (2)ア: 4.85 イ: 2.02 ウ: 4.07
- (3)ア: 4.85 イ: 2.02 ウ: 4.91
- (4)ア: 8.57 イ: 1.80 ウ: 4.91
- (5)ア: 8.57 イ: 1.80 ウ: 4.07
- (6)ア: 8.57 イ: 3.57 ウ: 2.80
正答 (2)
正答は (2)。自己資本利益率4.85%、財務レバレッジ2.02倍、投下資本利益率4.07%です。
貸借対照表の項目は期首・期末の平均を使います。
【計算】(単位:百万円)
平均自己資本 (377,968+390,173)÷2=384,070.5
平均総資本 (759,842+790,651)÷2=775,246.5
平均投下資本(有利子負債+自己資本)
前期末 275,500+377,968=653,468、当期末 286,000+390,173=676,173、平均 664,820.5
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ア 自己資本利益率 18,642÷384,070.5=4.853…% → 4.85%
* 総資本利益率 18,642÷775,246.5=2.40%
イ 財務レバレッジ 775,246.5÷384,070.5=2.018… → 2.02倍
ウ 投下資本利益率 税引後営業利益 45,070×(1-0.4)=27,042
27,042÷664,820.5=4.067…% → 4.07%
自己資本利益率=総資本利益率×財務レバレッジ(2.40%×2.02≒4.85%)の関係も確かめられます。
【ほかの選択肢】
8.57%は当期純利益の代わりに経常利益を、2.80%は営業利益の代わりに税引前当期純利益を使った値です。 誤り
出典:2024年(令和6年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題10(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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