製品A を製造販売している当社は,当期までは製品A の製造に必要な部品Bを外部から購入していた。しかし,製造キャパシティ…

管理会計論 管理会計論 問題16

製品A を製造販売している当社は,当期までは製品A の製造に必要な部品Bを外部から購入していた。しかし,製造キャパシティに余裕があり,部品Bを製造することが可能であることから,次期から部品Bを自製するか否かを検討することとした。次の〔資料〕に基づき,(ア)部品B を全部購入するよりも自製することが有利となる最小製造数量と(イ)部品B を全部購入することから全部自製することに変更した場合の差額原価をそれぞれ計算し,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(8点)〔資料〕1.製品A の次期製造販売数量は4,200 個である。2.製品A を1個製造するには,部品Bが2個必要である。3.部品B の1個当たり購入原価は13.5 千円である。4.部品B を自製するには,追加の製造設備が必要となる。製造設備の追加はリースで行うこととし,その場合,次期の固定費合計額は60,000 千円であり,うち20,000 千円が追加製造設備のリース料である。5.追加の製造設備によって,製品A の製造に必要となる部品Bを全て自製することが可能である。部品Bは製品A の製造のみに使用し,外販しない。6.部品Bを自製する場合はロット単位で製造し,1ロット当たり必ず40 個製造する。7.部品Bの製造に関する情報は以下のとおりである。⑴ 原材料が1ロット当たり16 kg投入される。1kg当たりの原材料購入原価は1.5千円である。⑵ 段取費が1ロット当たり12 千円発生する。⑶ 加工には,機械作業時間が1ロット当たり10 時間必要であり,機械作業1時間当たり4千円の変動加工費が発生する。⑷ 検査作業は2人同時に行う必要があり,検査時間は1ロット当たり2.5 時間必要である。そのため,新たに時給1.8 千円で検査員2人を雇用する。検査員には,検査時間に応じて時給が支払われる。8.当期末と次期末に棚卸資産は存在しない。

正答 (5)
正答は (5)。1ロットの変動費85千円と追加リース料20,000千円から、有利になる最小製造数量は1,760個、全部自製での差額原価は75,550千円です。 既存の固定費40,000千円は自製しても購入しても変わらないので無関連原価です。 【1ロット(40個)の自製の変動費】(単位:千円) 原材料 16×1.5=24、段取費 12、変動加工費 10×4=40 検査 2人×2.5時間×1.8=9(時間に応じて払うので変動費) 合計 85(1個当たり2.125) 【ア 最小製造数量】
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1ロットで購入原価 40×13.5=540を節約し、自製の変動費は85なので、1ロット当たり455の得 リース料20,000を回収するには 20,000÷455=43.9… → 44ロット 44ロット=1,760個:購入 23,760 > 自製 20,000+44×85=23,740 【イ 全部自製に変えた場合の差額原価】 必要数量 4,200×2=8,400個=210ロット 購入 8,400×13.5=113,400、自製 20,000+210×85=37,850 差額 113,400-37,850=75,550千円 1,760個と75,550千円の組合せで、(5) です。

出典:2024年(令和6年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題16(金融庁 公表)出典元ページ

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