監査証拠に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

監査論 監査論 問題16

監査証拠に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)ア.監査人は,売掛金の確認により,通常,確認基準日現在の残高の実在性及び権利と義務のみならず,評価の適切性に適合した監査証拠も入手することができる。イ.監査人は,実地棚卸の立会において,行われている棚卸手続の実施状況の観察により,経営者の指示や実地棚卸手続が適切にデザインされ,業務に適用されているという監査証拠を入手することができる。ウ.監査人は,買掛金の過小計上の有無を確かめる場合,被監査会社の帳簿に計上された買掛金の検討により,当該目的に適合した監査証拠を入手することができる。エ.監査人は,質問により被監査会社の内外の関係者に対して情報を求める場合,その回答者が被監査会社の内部者又は外部者のいずれであるかにかかわらず,また,その回答が非公式な口頭によるものであっても,その回答を評価しなければならない。

正答 (5)
正答は (5)。実地棚卸の観察で手続のデザインと適用の証拠が得られ(イ)、質問の回答は内部・外部や口頭かを問わず評価します(エ)。 監査手続とアサーションの対応を問う問題です。 【各記述】 ア 誤り。売掛金の確認では、基準日現在の残高の実在性や権利と義務の証拠は得られますが、回収可能性などの評価の妥当性の証拠は通常得られません。評価は貸倒れの検討などで確かめます。 イ 正しい。実地棚卸の立会で棚卸手続の実施状況を観察すると、経営者の指示や棚卸手続が適切にデザインされ業務に適用されていることの証拠が得られます。
解説の続きをみる続きを閉じる
ウ 誤り。帳簿に計上された買掛金を検討しても、計上されていない買掛金(過小計上)は見つかりません。網羅性は、期末後の支払や仕入先の請求書・入庫記録などを起点に確かめます。 エ 正しい。質問による回答は、回答者が内部者か外部者か、また非公式な口頭のものかにかかわらず、監査人が評価しなければなりません。 正しいのはイとエで、(5) です。

出典:2024年(令和6年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 監査論 問題16(金融庁 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「監査論」のほかの問題

  1. 2023年(令和5年)第Ⅰ回 監査論 問題13監査計画に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。
  2. 2023年(令和5年)第Ⅱ回 監査論 問題16リスク対応手続に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びな
  3. 2024年(令和6年)第Ⅱ回 監査論 問題19特別目的の財務諸表に対する監査に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な
  4. 2025年(令和7年)第Ⅱ回 監査論 問題2次の記述のうち,公認会計士に係る著しい利害関係に該当するものの組合せとして最も適切な番号
  5. 2022年(令和4年)第Ⅰ回 監査論 問題5金融商品取引法監査に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選
  6. 2022年(令和4年)第Ⅱ回 監査論 問題8四半期レビューに関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びな

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク