当工場ではA製品を生産している。次の〔資料〕に基づき,A製品の第2 工程完成品単位原価として正しいものの番号を一つ選びな…

管理会計論 管理会計論 問題6

当工場ではA製品を生産している。次の〔資料〕に基づき,A製品の第2 工程完成品単位原価として正しいものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,計算途中では四捨五入せず,最終数値の円未満を四捨五入すること。(8 点)〔資料〕1.当月の生産データ⑴ 第1 工程月初仕掛品 3,000 個  (加工費進捗度20 %)当月投入 25,000 個合計 28,000 個仕損 1,800 個月末仕掛品 1,200 個  (加工費進捗度70 %)完成品 25,000 個⑵ 第2 工程月初仕掛品 2,000 個  (加工費進捗度60 %)当月投入 25,000 個合計 27,000 個仕損 200 個月末仕掛品 2,500 個  (加工費進捗度30 %)完成品 24,300 個2.当月の実際原価データ⑴ 第1 工程月初仕掛品 :原料費 63,000 千円 加工費 18,600 千円当月製造費用:原料費 550,000 千円 加工費 811,200 千円⑵ 第2 工程月初仕掛品 :前工程費 100,000 千円 加工費 30,000 千円当月製造費用:前工程費 各自計算 千円 加工費 481,000 千円3.その他の計算条件⑴ 工程別総合原価計算(累加法)を採用している。⑵ 仕掛品の評価方法は先入先出法を採用している。⑶ 原料は第1 工程始点で投入され,第1 工程完成品は第2 工程始点で投入される。⑷ 仕損はいずれも工程終点で発生している。⑸ 第1 工程においては,製造ラインのトラブルの影響により,多数の仕損が生じている。原因分析の結果,当該仕損のすべてが,月初仕掛品の当月加工分から生じていることが判明した。第1 工程で生じた仕損はすべて異常なものであり,原因分析を踏まえた理論的に適切な方法により処理する。⑹ 第2 工程においては,当月投入量の0.8 %相当が仕損として生じており,すべて正常なものである。正常仕損は,理論的に適切な方法により処理する。⑺ 仕損品の処分予定額は,ゼロである。

正答 (2)
正答は (2)。第1工程の異常仕損費を月初仕掛品の原価から求めて除き、第2工程は正常仕損費を完成品に負担させると72,639円です。 先入先出法・累加法で計算します(単位:千円)。 【第1工程】 仕損1,800個は月初仕掛品3,000個から生じ、当月着手分は完成23,800個・月末1,200個です。 原料費:当月550,000÷25,000=22/個、月末1,200×22=26,400 加工費の当月換算量:月初分3,000×0.8+23,800+1,200×0.7=27,040、811,200÷27,040=30
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異常仕損費:月初仕掛品原価81,600×1,800/3,000+1,800×0.8×30=48,960+43,200=92,160(非原価) 月末仕掛品:26,400+840×30=51,600 完成品(前工程費):1,442,800-92,160-51,600=1,299,040 【第2工程】 前工程費の単価:1,299,040÷25,000=51.9616 加工費の当月換算量:2,000×0.4+22,300+200+2,500×0.3=24,050、481,000÷24,050=20 月末仕掛品:2,500×51.9616+750×20=129,904+15,000=144,904 仕損は終点で生じ月末仕掛品は終点に未達なので、正常仕損費は完成品のみが負担します。 完成品総合原価:100,000+30,000+1,299,040+481,000-144,904=1,765,136 単位原価:1,765,136÷24,300=72.639千円 → 72,639円

出典:2024年(令和6年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題6(金融庁 公表)出典元ページ

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