公認会計士に求められる職業倫理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…
監査論 監査論 問題3
公認会計士に求められる職業倫理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)ア.監査人は,監査の開始に当たって,監査契約に係る予備的な活動の段階では,独立性を含む関連する職業倫理に関する規定の遵守状況の評価を実施する必要はないが,監査の基本的な方針を示す監査計画を策定する際には,当該状況の評価を実施する必要がある。イ.財務諸表監査制度の社会的信頼を獲得し,個々の公認会計士が職業的専門家として高度な倫理観を保持することが必要不可欠であることから,企業会計審議会は,「監査基準」とは別に「倫理規則」を定め,公認会計士にその遵守を求めている。ウ.財務諸表監査を実施した公認会計士は,監査報告書において,我が国における職業倫理に関する規定に従って,被監査会社から独立しており,また,監査人としてのその他の倫理上の責任を果たしている旨を記載しなければならない。エ.監査人と被監査会社との間の信頼関係を重視する観点から,財務諸表監査を行う公認会計士に守秘義務が課されることは,職業倫理上当然必要なことである。
- (1)アイ
- (2)アウ
- (3)アエ
- (4)イウ
- (5)イエ
- (6)ウエ
正答 (6)
正答は (6)。監査報告書には独立性と倫理上の責任を果たした旨を記載し(ウ)、守秘義務は被監査会社との信頼関係に欠かせません(エ)。
監査人の職業倫理を問う問題です。
【各記述】
ア 誤り。独立性を含む職業倫理の遵守状況の評価は、監査契約の締結・更新の予備的な活動の段階から求められます。監査計画の策定時に初めて行うのではありません。
イ 誤り。「倫理規則」を定めているのは日本公認会計士協会です。企業会計審議会が監査基準とは別に定めたものではありません。
ウ 正しい。監査報告書の監査意見の根拠の区分には、我が国の職業倫理に関する規定に従って独立しており、その他の倫理上の責任を果たしている旨を記載します。
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エ 正しい。監査人は企業の内部情報に接するため、業務上知り得た秘密を守る義務を負います。これは被監査会社との信頼関係を保ち、必要な情報の提供を受けるために不可欠です。
正しいのはウとエで、(6) です。
出典:2024年(令和6年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 監査論 問題3(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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