公認会計士としての職業倫理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

監査論 監査論 問題12

公認会計士としての職業倫理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)ア.日本公認会計士協会が公表する倫理規則は,職業専門家としての倫理の基本原則を規定し,当該原則を適用するための概念的な枠組みを提供している。しかしながら,当該枠組みがどのように特定の状態に適用されることになるかを説明していない。イ.監査責任者は,監査チームのメンバーに期待される行動を定め,伝達する際に,監査チームのメンバーとしての職業倫理,価値観及び姿勢の重要性などを強調しなければならない。ウ.監査人は,公共の利益の観点から,被監査会社に対して精神的独立性と外観的独立性の双方を保持することが職業倫理に関する規定によっても要求されている。エ.監査人は,実施した監査手続,入手した関連する監査証拠及び監査人が到達した結論の記録として監査調書の作成を義務付けられているが,職業倫理に関する規定における責任に関して識別した事項を監査調書に含めることまでは求められていない。

正答 (4)
正答は (4)。監査責任者は職業倫理などの重要性を強調し(イ)、監査人には精神的独立性と外観的独立性の双方が求められる(ウ)からです。 【各記述】 ア 誤り。倫理規則は、基本原則を定め、それを適用するための概念的枠組みを示すとともに、その枠組みが特定の状況にどのように適用されるかも説明しています。 イ 正しい。監査責任者は、監査チームのメンバーに期待される行動を定めて伝える際に、職業倫理、価値観及び姿勢の重要性などを強調しなければなりません。 ウ 正しい。監査人には、公共の利益の観点から、精神的独立性(独立した立場で判断する姿勢)と外観的独立性(第三者から独立性が損なわれていると見られない状態)の双方の保持が、職業倫理に関する規定でも求められています。
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エ 誤り。職業倫理に関する規定(独立性を含む)の遵守に関して識別した事項とその解決の方法は、監査調書に記載することが求められています。 正しいのはイとウで、(4) です。

出典:2025年(令和7年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 監査論 問題12(金融庁 公表)出典元ページ

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