単一製品の製造販売を行っているA社は,現在,当期の想定販売数量・単価および想定費用額をもとに,当期からの増減見込みを加減…
管理会計論 管理会計論 問題11
単一製品の製造販売を行っているA社は,現在,当期の想定販売数量・単価および想定費用額をもとに,当期からの増減見込みを加減することで,次期の利益計画を作成している。次の〔資料〕に基づき,以下の文中の( ア )と( イ )に当てはまる正しい数値の組合せとして最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,( * )に当てはまる数値については各自推定すること。(8点)〔資料〕当期の想定販売数量・当期からの増減見込み単価および想定費用額販売数量 3,500 個 ( * )個減少販売単価 400 千円/個 40 千円/個値上げ1個当たり変動製造原価 47 千円/個 6千円/個増加固定製造原価 620,000 千円 28,000 千円増加1個当たり変動販売費 13 千円/個 4千円/個増加固定販売費 125,000 千円 6,500 千円増加一般管理費(全額固定費) 207,000 千円 12,500 千円増加(注)当期および次期ともに,期首と期末の棚卸資産は存在しない。物価上昇に対応するため,次期の販売単価を40 千円値上げするものの,価格転嫁を十分に行うことができないため,収益性の低下が予想される。そのため,次期利益計画で予定する安全余裕率(%)を,当期の想定販売数量・単価および想定費用額から算定される安全余裕率(%)より10 ポイント引き下げることとした。この場合,次期の計画売上高は( ア )千円となり,次期の計画営業利益は当期の想定営業利益よりも( イ )千円減少する。
- (1)ア: 1,366,200 イ: 41,150
- (2)ア: 1,366,200 イ: 88,150
- (3)ア: 1,366,200 イ: 149,850
- (4)ア: 1,320,000 イ: 80,000
- (5)ア: 1,320,000 イ: 111,000
- (6)ア: 1,320,000 イ: 127,000
正答 (6)
正答は (6)。当期の安全余裕率20%を10ポイント下げた10%から計画売上高1,320,000千円、営業利益111,000千円を求めます。
(単位:千円)
【当期】
売上高=3,500個×400=1,400,000
1個当たり変動費=47+13=60、貢献利益=340
固定費=620,000+125,000+207,000=952,000
損益分岐点の販売量=952,000÷340=2,800個(売上高1,120,000)
安全余裕率=(1,400,000−1,120,000)÷1,400,000=20%
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営業利益=3,500×340−952,000=238,000
【次期】
販売単価440、変動費=53+17=70、貢献利益=370
固定費=648,000+131,500+219,500=999,000
損益分岐点の販売量=999,000÷370=2,700個(売上高1,188,000)
安全余裕率10%なので、計画売上高×0.9=1,188,000、計画売上高=1,320,000(3,000個、500個減少)
営業利益=3,000×370−999,000=111,000
【答え】
(ア)1,320,000、(イ)238,000−111,000=127,000 の減少で、(6) です。
出典:2025年(令和7年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題11(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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