保証業務に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

監査論 監査論 問題10

保証業務に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)ア.主題に責任を負う者の経営又は税務上の判断に関わる助言や調査等を行う業務は,主題に責任を負う者のみの利用又は利益のために行う業務であるため,保証業務には該当しない。イ.業務実施者は,主題に責任を負う者が自己の責任において主題情報を想定利用者に提示しない場合には,主題情報の保証に関する結論を報告することはできない。ウ.特定の想定利用者にのみ利用可能な報告書が提供される保証業務では,保証報告書に想定利用者を制限する旨が記載されないこともある。エ.業務実施者は,限定的保証業務と合理的保証業務のいずれにおいても,要請される要件及び保証業務の実施に関する基準に準拠して適切に業務を行わなかった場合には責任を負い,この責任の対象となる範囲に違いはない。

正答 (1)
正答は (1)。経営・税務の助言は保証業務に当たらず(ア)、主題情報が提示されない場合は主題情報の結論を報告しません(イ)。 企業会計審議会の「財務情報等に係る保証業務の概念的枠組みに関する意見書」を問う問題です。 【各記述】 ア 正しい。意見書は、合意された手続や財務情報等の調製と並び、主題に責任を負う者の経営・税務上の判断に関わる助言や調査等の業務を、保証業務に該当しないものとしています。 イ 正しい。主題に責任を負う者が自己の責任で主題情報を想定利用者に提示しない場合、主題情報の保証という形の結論は報告できません。
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ウ 誤り。保証報告書が特定の想定利用者だけに利用を予定している場合は、その旨を保証報告書に記載して利用者を制限します。記載されないこともある、とはされていません。 エ 誤り。業務実施者は基準に準拠して適切に業務を行わなかった場合に責任を負いますが、合理的保証業務と限定的保証業務では得る保証の水準が異なり、責任の対象となる範囲も異なるとされます。 正しいのはアとイで、(1) です。

出典:2025年(令和7年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 監査論 問題10(金融庁 公表)出典元ページ

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