貸金業者向けの総合的な監督指針(以下、本問において「監督指針」という。)における経営管理等及び業務の適切性に関する次の①…
法及び関係法令に関すること 問題19
貸金業者向けの総合的な監督指針(以下、本問において「監督指針」という。)における経営管理等及び業務の適切性に関する次の①~④の記述のうち、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
- ①監督指針では、社内規則等については、貸金業者のそれぞれの規模・特性に応じて、創意・工夫を生かし、法令及び法の趣旨を踏まえ自主的に策定する必要があるが、その内容については貸金業協会の策定する自主規制規則に則った内容が求められるとされている。
- ②監督指針では、適切な内部監査態勢構築の観点から、他に貸金業の業務に従事する者がいない個人の貸金業者においては、当該個人が貸金業法に規定された貸金業務取扱主任者であることをかんがみ、内部監査に代わる措置として自己の行う貸金業に関する業務の検証を行う場合には、自己検証を実施する頻度が少なくとも年1回以上となっているか等を踏まえ、業務の適切性を確保するために十分な態勢を整備しているか、等が着眼点とされている。
- ③監督指針では、貸金業者が貸金市場の担い手としての自らの役割を十分に認識して、法令及び社内規則等を厳格に遵守し、健全かつ適切な業務運営に努めることは、貸金業者に対する資金需要者等からの信頼を確立することとなり、ひいては貸金市場の健全性を確保する上で極めて重要であるとされている。
- ④監督指針では、金融機関においては、経営者保証に関し、経営者保証に関するガイドライン(以下、本問において「ガイドライン」という。)の趣旨や内容を十分に踏まえた適切な対応を行うことにより、ガイドラインを融資慣行として浸透・定着させていくことが求められている。
正答 ②
正答は (2)。監督指針は、自己検証の頻度を「少なくとも年1回以上」ではなく「少なくとも月1回以上」としているので、適切でありません。
他に従業者がいない個人の貸金業者は内部監査に代えて自己検証を行うことができ、監督指針は、十分な時間の確保、自己検証リストに基づく項目の設定、月1回以上の実施、記録の3年間保存などを着眼点にしています。
【ほかの選択肢】
(1) 社内規則等は自主的に策定するが、協会の自主規制規則に則った内容が求められるとしています 適切
(3) 法令等の厳格な遵守と健全な業務運営が、貸金市場の健全性の確保に極めて重要だとしています 適切
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(4) 経営者保証に関するガイドラインを融資慣行として浸透・定着させることが求められるとしています 適切
【覚え方】
自己検証は「月1回以上・記録は3年保存」です。
出典:第18回 貸金業務取扱主任者資格試験 問題19(日本貸金業協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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