計測に関する次の記述の中から、誤っているものを一つ選べ。…
計量器概論及び質量の計量 計質 問12
計測に関する次の記述の中から、誤っているものを一つ選べ。
- (1)合致法はブロックゲージの光波干渉による校正に使われる。
- (2)零位法は電位差計による電位測定で使われる。
- (3)放射温度計はプランクの法則を利用している。
- (4)定電流形熱線風速計では負帰還が使われる。
- (5)マイクロメータはアッベの原理を満たしている。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
【(4) が誤りの理由】
熱線風速計には、定電流形と定温度形があります。定電流形は、熱線に一定の電流を流し、風で冷やされて熱線の温度(抵抗)が変わるのを電圧の変化として読み取ります。負帰還は使いません。負帰還を使うのは定温度形です。熱線をブリッジ回路に組み込み、熱線の抵抗(温度)が一定に保たれるように、増幅器の出力を帰還して電流を自動で調整します。このときの電流(電圧)から風速を求めます。応答が速いので、乱流の測定などに向いています。
【ほかの選択肢】
(1) 合致法は、複数の波長の光で干渉縞の端数を測り、それらが同時に合う長さを求める方法で、ブロックゲージの光波干渉による校正に使われます。 正しい
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(2) 零位法は、測る量と既知の量をつり合わせ、検出器の指示が零になるようにして測る方法です。電位差計はその代表で、測る起電力と既知の電圧をつり合わせます。 正しい
(3) 放射温度計は、物体が出す熱放射の強さが温度で決まること(プランクの法則)を利用しています。 正しい
(5) マイクロメータは、測定物と目盛(ねじ)が同じ軸の上に並んでいるので、アッベの原理を満たしています。ノギスは測定物と目盛がずれているので、この原理を満たしません。 正しい
出典:計量士 第76回(2025年12月実施)(経済産業省 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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