エタノールに関する(ア)~(ウ)の記述について、正誤の組合せとして正しいものを1~5 の中から一つ選べ。…

環境計量に関する基礎知識(化学) 環化 問23

エタノールに関する(ア)~(ウ)の記述について、正誤の組合せとして正しいものを1~5 の中から一つ選べ。(ア) 水溶液は弱酸性である。(イ) 希硫酸中で二クロム酸カリウムと反応して、アセトアルデヒドを生じる。(ウ) 濃硫酸を加えて約130 ℃ に加熱すると、おもにエテン(エチレン)を生じる。

正答 (4)
正答は (4)。(ア)誤、(イ)正、(ウ)誤 の組合せです。 【(ア)水溶液は弱酸性である 誤】 エタノールのヒドロキシ基はほとんど電離しないので、水溶液は中性です。酢酸などのカルボン酸やフェノールとは違います。 【(イ)二クロム酸カリウムでアセトアルデヒドを生じる 正】 エタノールは第一級アルコールで、硫酸酸性の二クロム酸カリウムで酸化されるとアセトアルデヒド(CH₃CHO)になります。さらに酸化が進むと酢酸になります。 【(ウ)濃硫酸と約130 ℃でエテンを生じる 誤】 濃硫酸と加熱したときの生成物は温度で変わります。
解説の続きをみる続きを閉じる
約130 ℃:分子間で脱水し、ジエチルエーテルができます 約160〜170 ℃:分子内で脱水し、エテン(エチレン)ができます 約130 ℃でおもに生じるのはジエチルエーテルです。 よって 誤・正・誤 の (4) が正答です。 【覚え方】 「低い温度(130 ℃)でエーテル、高い温度(170 ℃)でエチレン」と、温度と生成物を組で覚えておきます。

出典:計量士 第76回(2025年12月実施)(経済産業省 公表試験問題)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク