盗難被害が発生したマンションの管理組合における今後の防犯対策に関する次の記述のうち、標準管理規約によれば、適切でないもの…

規約・管理委託契約 第26問

盗難被害が発生したマンションの管理組合における今後の防犯対策に関する次の記述のうち、標準管理規約によれば、適切でないものはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。 【(1) 適切】 標準管理規約第32条第十二号は、管理組合の業務として「マンション及び周辺の風紀、秩序及び安全の維持、防災並びに居住環境の維持及び向上に関する業務」を挙げています。第27条関係コメントは、防災・防犯活動などで、その経費に見合ったマンションの資産価値の向上がもたらされる活動は、管理組合の目的である「建物並びにその敷地及び附属施設の管理」の範囲内で行われる限りにおいて可能であるとしています。適切な記述です。 【(2) 適切】 第22条第2項は、窓枠、窓ガラス、玄関扉その他の開口部の防犯等の性能を向上させる改良工事について、管理組合が速やかに実施できない場合には、区分所有者は、あらかじめ理事長に申請して書面による承認を受けることにより、その区分所有者の責任と負担において実施することができるとしています。この承認又は不承認は理事会の決議事項です(第54条第1項第五号)。適切な記述です。
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【(3) 適切】 第47条関係コメントは、防犯カメラ、防犯灯の設置工事は普通決議により実施可能と考えられるとしています。適切な記述です。 【(4) 適切でない。これが正答】 第23条第1項は、管理を行う者は、必要な範囲内において、他の者が管理する専有部分への立入りを「請求」することができるとしています。理事長が請求なしに自ら立ち入ることができるのは、同条第4項により、災害、事故等が発生した場合であって、緊急に立ち入らないと共用部分等又は他の専有部分に対して物理的に又は機能上重大な影響を与えるおそれがあるときに限られます。不審者の出入りの通報があったというだけでは、この場合にあたりません。本肢は適切ではありません。

出典:令和4年度 マンション管理士試験問題 問26(公益財団法人 マンション管理センター 公表)出典元ページ

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