プロペラに生じる動不釣合いの原因で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

ピストン発動機 第16問

プロペラに生じる動不釣合いの原因で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)プロペラの回転面内の質量分布が一様でない。(B)プロペラ軸のナットが緩んでいる。(C)トラックが正しくない。(D)流入する空気流の方向が回転面に直角でない。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(B)(C)の二つです。 プロペラの不釣合いには、静止させても重い側が下に回る静不釣合いと、回転したときにだけ振れが生じる動不釣合いがあります。 (A)誤り。プロペラの回転面内の質量分布が一様でない(重心が回転軸からずれている)のは、静不釣合いの原因です。(B)正しい。プロペラ軸のナットが緩んでいると、プロペラが軸に対してがたついて回転中に振れ、動不釣合いの原因になるとされます。(C)正しい。トラックが正しくない(各ブレードの先端が同じ回転面を通らない)と、ブレードの質量が回転面の前後にずれるので、動不釣合いの原因になります。(D)誤り。流入する空気流の方向が回転面に直角でないことは、ブレードごとの推力の差(非対称の推力)を生む原因で、質量の不釣合いの原因ではありません。同じ型の設問でも、不釣合いの原因としては誤りの扱いです。 【ポイント】 動不釣合いは、回転面に直角な方向(前後)の質量のずれで生じます。トラッキングの点検で、ブレードの先端が同じ軌跡を通っているかを確かめます。

出典:令和2年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) ピストン発動機 問16(国土交通省 公表)出典元ページ

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