金属材料のクリープ現象に関する記述で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
機体 第9問
金属材料のクリープ現象に関する記述で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)高応力が長時間かかっても安定した応力であればクリープは発生しない。(B)応力と温度が高くなるほどクリープは発生しやすい。(C)金属の内部組織が安定なほどクリープが発生しやすい。(D)高クロム・ニッケル鋼はクリープに弱い。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)無し
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(B)(D)の二つです。
クリープは、高温のもとで一定の荷重(応力)を受け続けた材料が、時間とともに少しずつ塑性変形を増していく現象です。
(A)誤り。応力が一定(安定した応力)でも、高温で長時間かかり続けるとクリープは進みます。一定の応力のもとで進むのがクリープです。(B)正しい。応力が大きいほど、温度が高いほど、クリープは起きやすくなります。(C)誤り。内部組織が不安定な材料ほどクリープに弱く、組織が安定な材料ほどクリープに強くなります。(D)正しい(公表の正答の扱い)。「高クロム・ニッケル鋼はクリープに弱い」という記述は、同じ型の過去の問題でも一貫して正しい扱いです(「オーステナイト・ステンレス鋼はクリープ強度に優れている」は誤りの扱い)。一般の耐熱材料の説明とは食い違い、その理由は設問では示されていません。出題での扱いとして覚えておきます。
【クリープの試験】
クリープ強さを調べる試験には、一定の荷重をかけて伸びの時間変化を測る引張クリープ試験と、破断までの時間を測るクリープ破断試験があります。
出典:令和3年3月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(飛行機) 機体 問9(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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