単式高圧マグネトに関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

ピストン発動機 第13問

単式高圧マグネトに関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)マグネト・スピードは シリンダ数 ×( 2 x 極数 )で求められる。(B)コイル鉄心を通る磁束がゼロとなる位置を中立位置という。(C)ブレーカ・ポイント焼損防止のためコンデンサは直列に接続されている。(D)回転磁石の中立位置からブレーカ・ポイントが開く角度位置を E ギャップという。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(B)(D)の二つです。 (A)誤り。回転磁石形のマグネトの回転速度(クランク軸の回転速度に対する比)は、「シリンダ数÷(2×極数)」で求めます。4サイクル・エンジンでは、クランク軸1回転あたり「シリンダ数÷2」回の点火が要り、回転磁石は1回転で極数と同じ回数だけ火花を作れる(コイル鉄心の磁束の向きが極数の回数だけ反転する)ので、必要な点火の回数を極数で割って求めます。「シリンダ数×(2×極数)」は誤りです。(B)正しい。回転磁石の磁極がポール・シューの中間に来て、コイル鉄心を通る磁束がゼロとなる位置を中立位置といいます。(C)誤り。コンデンサはブレーカ・ポイントに「並列」に接続され、ポイントが開くときの火花を吸収して焼損を防ぎます。「直列」ではありません。(D)正しい。回転磁石の中立位置から、ブレーカ・ポイントが開く位置までの角度を E ギャップ(エフィシェンシー・ギャップ)といいます。一次電流が最大に近いときにポイントを開いて、強い二次電圧を得るための角度です。 【例】 6シリンダで4極の回転磁石なら、6÷(2×4)=3/4 で、マグネトはクランク軸の 3/4 の速さで回します。

出典:令和元年11月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(回転翼) ピストン発動機 問13(国土交通省 公表)出典元ページ

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