シリンダ・ヘッド・テンプが高い場合に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ…

ピストン発動機 第12問

シリンダ・ヘッド・テンプが高い場合に関する説明で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)エンジン部品の寿命を縮める。(B)シリンダとピストン間の油膜切れを起こす。(C)混合気がプリイグニッションやデトネーションを起こしやすくなる。(D)混合気が最高出力範囲の場合、濃くすることによりシリンダ・ヘッド・テンプは下がる。

正答 (4)
正答は (4)。(A)〜(D)の四つとも正しい記述です。 (A)正しい。シリンダ・ヘッド温度が高いと、バルブやピストンなどの部品が熱で弱くなり、エンジン部品の寿命を縮めます。(B)正しい。シリンダ壁の温度が高いと油膜が薄くなり、シリンダとピストンの間で油膜切れを起こします。(C)正しい。燃焼室が高温になると、点火前に混合気が燃え出すプリイグニッションや、異常燃焼のデトネーションが起こりやすくなります。(D)正しい。最高出力範囲(最良出力混合比付近)から混合気を濃くすると、余分な燃料の気化熱で燃焼温度が下がり、シリンダ・ヘッド温度は下がります。 【シリンダ・ヘッド温度を下げる操作】 混合気を濃くする、出力を下げる、カウル・フラップを開く、上昇時は対気速度を増して冷却風を多くする、などがあります。

出典:令和3年11月期 航空従事者学科試験 二等航空整備士(回転翼) ピストン発動機 問12(国土交通省 公表)出典元ページ

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