耐空性審査要領の「定義」で次のうち誤っているものはどれか。…
ピストン発動機 第1問
耐空性審査要領の「定義」で次のうち誤っているものはどれか。
- (1)「軸出力」とは、発動機のプロペラ軸に供給される出力をいう。
- (2)「離陸出力」とは、海面上標準状態において、離陸時に常用可能なクランク軸最大回転速度及び最大吸気圧力で得られる軸出力であって、その連続使用が発動機仕様書に記載された時間に制限されるものをいう。
- (3)「推奨巡航最大出力」とは、発動機を常用巡航用として推奨されたクランク軸最大回転速度で運転した場合に、海面上の標準大気状態において得られる軸出力をいう。
- (4)「最良経済巡航最大出力」とは、経済巡航混合比で連続使用可能なクランク軸最大回転速度及び最大吸気気圧で、各規定高度の標準大気状態において得られる軸出力をいう。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
耐空性審査要領の「推奨巡航最大出力」は、発動機を発動機取扱説明書により常用巡航用として推奨された各規定高度のクランク軸最大回転速度及び最大吸気圧力で運転した場合に、その高度の標準大気状態において得られる軸出力、と定められています。選択肢は「最大吸気圧力」が抜け、「各規定高度(その高度)の標準大気状態」が「海面上の標準大気状態」になっています。
【ほかの選択肢】
(1) 軸出力は、発動機のプロペラ軸に供給される出力です 正しい
(2) 離陸出力は、海面上標準状態で、離陸時に常用可能なクランク軸最大回転速度及び最大吸気圧力で得られる軸出力で、連続使用が発動機仕様書に記載された時間に制限されるものです 正しい
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(4) 最良経済巡航最大出力の定義のとおりです。経済巡航混合比で連続使用できる最大の回転速度と吸気圧力で、各規定高度の標準大気状態において得られる軸出力です 正しい
【見分け方】
離陸出力 海面上標準状態、使用時間に制限あり
推奨巡航最大出力・最良経済巡航最大出力 各規定高度の標準大気状態
どの出力も「回転速度と吸気圧力」の二つで条件を決めている点を押さえると、片方が抜けた記述に気づけます。
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 二等航空運航整備士(飛行機) ピストン発動機 問1(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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