マグネト点火系統に関する説明でうち正しいものはどれか。…
ピストン発動機 第10問
マグネト点火系統に関する説明でうち正しいものはどれか。
- (1)マグネトはバッテリからの一定電圧を用いてブレーカ・ポイントの開閉により高圧の交流電流を作り出す。
- (2)常用回転範囲ではエンジンの回転数に関係なく発生電圧は一定である。
- (3)マグネトをエンジンに装着する際は特定のシリンダのスパーク・アドバンス位置とE ギャップ位置が一致するように調整する必要がある。
- (4)マグネト・ハウジングは内部でのフラッシュ・オーバーを予防するため、外気との通気を遮断し密閉されている必要がある。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
マグネトをエンジンに取り付けるときは、エンジンを特定のシリンダ(通常は第1シリンダ)の圧縮行程の決められた点火進角の位置に合わせ、マグネトを E ギャップの位置(一次電流が最大となり、ブレーカ・ポイントが開き始める位置)に合わせて取り付けます。この二つを一致させることで、点火時期が正しくなります。
【ほかの選択肢】
(1) マグネトは永久磁石を回して自ら電気を起こす発電機の一種で、バッテリの電圧は使いません。そのためバッテリや機体の電源が故障しても点火を続けられます 誤り
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(2) マグネトの発生電圧は回転速度によって変わり、低速では低くなります。点火に十分な電圧が得られる最低の回転速度があります 誤り
(4) マグネト・ハウジングには通気孔があり、内部の湿気や、火花で生じるガスを外に逃がして、フラッシュ・オーバーや腐食を防ぎます。密閉するのではありません 誤り
【ポイント】
E ギャップは、回転磁石の中立位置から少し進んだ位置で、ブレーカ・ポイントはこの位置で開くように調整します。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 二等航空運航整備士(飛行機) ピストン発動機 問10(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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