脊髄損傷者(完全麻痺)が両側の短下肢装具と杖によって安全に屋外歩行が可能となる最も上位の機能残存レベルはどれか。…
午後 第29問
脊髄損傷者(完全麻痺)が両側の短下肢装具と杖によって安全に屋外歩行が可能となる最も上位の機能残存レベルはどれか。
- (1)Th6
- (2)Th10
- (3)L2
- (4)L4
- (5)S1
正答 (4)
正答は (4)。L4 です。
完全麻痺の脊髄損傷で、両側の短下肢装具と杖で屋外歩行が実用的にできるのは、膝を伸ばす大腿四頭筋(L2〜4)が十分に働き、膝の装具が要らない L4 レベルからとされます。足関節の背屈・底屈の筋は弱いので、短下肢装具で足関節を支えます。
【ほかの選択肢】
(1) Th6 長下肢装具と歩行器などでの練習用の歩行にとどまる 誤り
(2) Th10 長下肢装具と松葉杖で、主に屋内などでの歩行 誤り
(3) L2 膝の伸展が不十分で、長下肢装具が要ることが多い 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(5) S1 短下肢装具と杖で歩けるが、最も上位のレベルではない 誤り
【レベルと歩行の目安】
胸髄レベル 長下肢装具での歩行(練習・屋内)
L2〜L3 長下肢装具(または短下肢装具)と杖で歩行
L4以下 短下肢装具と杖で実用的な屋外歩行
レベルの数字はあくまで目安で、体格や年齢でも変わります。
出典:2023年(令和5年) 理学療法士国家試験 問29(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後」のほかの問題
- 2025年(令和7年) 第24問診療報酬は通常何年ごとに改定されるか。
- 2025年(令和7年) 第56問母指を橈側外転させた右手を図に示す。矢印の腱はどれか。2 つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第88問神経ブロックで正しいのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第22問予防医学に関する組合せで正しいのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第54問温痛覚の経路はどれか。
- 2024年(令和6年) 第86問便秘を最も生じやすい薬剤はどれか。
スポンサーリンク

