大腿義足歩行の立脚中期で体幹の義足側への側屈がみられた。原因はどれか。2 つ選べ。…
午後 第41問
大腿義足歩行の立脚中期で体幹の義足側への側屈がみられた。原因はどれか。2 つ選べ。
- (1)体重荷重線が足部内側にある。
- (2)義足が非切断肢よりも長すぎる。
- (3)ソケット初期内転角が大きすぎる。
- (4)ソケット外壁の高さが不足している。
- (5)義足側股関節外転筋群に筋力低下がある。
正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。原因はソケット外壁の高さの不足と、股関節外転筋群の筋力低下です。
大腿義足の立脚期に体幹が義足側へ傾く(体幹の側屈)のは、義足側の骨盤と大腿を外側から十分に支えられないためです。
(4) ソケット外壁の高さが不足している 外壁が低いと、断端の大腿骨を外側から押さえられず、大腿骨が外転してしまう。体幹を義足側へ傾けて重心を寄せ、安定を得ようとする
(5) 義足側股関節外転筋群の筋力低下 立脚期に骨盤を水平に保てないため、体幹を義足側へ傾けて代償する(Trendelenburg 歩行・Duchenne 歩行と同じ考え方)
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【ほかの選択肢】
(1) 体重荷重線が足部内側にある 体幹の側屈の典型的な原因には挙げられない 誤り
(2) 義足が長すぎる 分回し歩行、伸び上がり歩行、外転歩行の原因になる。体幹の側屈は義足が「短すぎる」と起こる 誤り
(3) 初期内転角が大きすぎる 初期内転角が「不足」すると、外転筋が働きにくくなり側屈の原因になる 誤り
【体幹の側屈のおもな原因】
義足が短い、ソケット外壁の支持不足、初期内転角の不足、外転筋の筋力低下、断端の外側の痛み、短断端
出典:2025年(令和7年) 理学療法士国家試験 問41(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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