図1 に示すインピーダンスŻ1及びŻ2の積が周波数と無関係になり、抵抗をR〔Ω〕としたときにŻ1Ż2 = R² …

無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-8

図1 に示すインピーダンスŻ1及びŻ2の積が周波数と無関係になり、抵抗をR〔Ω〕としたときにŻ1Ż2 = R² の関係が成り立つとき、それらの回路は互いにR〔Ω〕に対する逆回路であるという。いま、図2 に示す回路のR = 600〔Ω〕に対する逆回路が図3 に示す回路であるとき、自己インダクタンスL1、静電容量C1 及びC2 の値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。

第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)1月期 無線工学の基礎 A-8の図
正答 (3)
正答は (3)。逆回路はL'=CR2、C'=L/R2で、L1=C0R2=3.6mH、C1=0.01μF、C2=0.015μFです。 逆回路の作り方は、直列↔並列を入れ替え、Lは容量 L/R2 に、Cはインダクタンス CR2 に置き換えます(R2=6002=3.6×105)。 図2は「LAとC0の直列」と「LB」の並列です。逆回路は「(LA→容量)と(C0→インダクタンス)の並列」と「(LB→容量)」の直列で、図3の形と一致します。
解説の続きをみる続きを閉じる
L1=C0R2=0.01×10-6×3.6×105=3.6×10-3〔H〕=3.6〔mH〕 C1=LA/R2=3.6×10-3/3.6×105=1×10-8〔F〕=0.01〔μF〕 C2=LB/R2=5.4×10-3/3.6×105=1.5×10-8〔F〕=0.015〔μF〕 【ほかの選択肢】 (1) L1の0.6mH、C2の0.005μFが誤り (2) L1・C1・C2のすべてが誤り (4) C2の0.005μFが誤り (5) C1の0.06μFが誤り 【見分け方】 Z1Z2=R2 から、jωL×(1/jωC')=L/C'=R2 で C'=L/R2 と導けます。

出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-8(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「無線工学の基礎」のほかの問題

  1. 2026年(令和8年)7月期 無線工学の基礎 A-7図に示すように、交流電源V̇ = 100〔V〕に誘導性負荷Ż1、Ż2及び抵抗負荷Rを接続
  2. 2026年(令和8年)7月期 無線工学の基礎 A-14図1に示す回路と図2に示す回路の伝達関数(V̇o/V̇i)が等しくなる条件を表す式として
  3. 2026年(令和8年)7月期 無線工学の基礎 B-1 ア次の記述は、図1に示すように、面が直交した半径r〔m〕の円形コイルA及びBのそれぞれに直
  4. 2026年(令和8年)7月期 無線工学の基礎 B-2 ウ次の記述は、図に示す抵抗R〔Ω〕と自己インダクタンスL〔H〕を直列に接続した回路の過渡現
  5. 2026年(令和8年)7月期 無線工学の基礎 B-3 オ次の図は、理想的なダイオードD、ツェナー電圧2〔V〕の定電圧ダイオードDZ及び1〔kΩ〕
  6. 2026年(令和8年)7月期 無線工学の基礎 B-5 イ次の記述は、図1及び図2に示す二つの回路による未知抵抗の測定について述べたものである。[

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク